おはようございます
あきです
母の日、、、いつも通りの週末を過ごしましたわ(笑)
後日娘2人からクレドポーの美容液、いただきました^^
久しぶりに美術館にいくつかお邪魔してきました〜♪
大吉原展 @藝大美術館
滑り込みで行ってきました
この展覧会、SNSでかなり批判されていたようなのですよね
そもそも、江戸文化発信源の一つとして捉えていたのでこの炎上には正直驚いたのですが(笑)
実際には大盛況
私の訪れた平日昼間でも老若男女で賑わっておりました
行き過ぎたフェミもサイレントマイノリティーを脅かしますね
SNSの悪い点だと思います
5/19までです
吉原って当時の文化発信の場として数多くの浮世絵や文学の題材になっているにも拘らず、全貌が見えにくいんですよね
一度展示を見ただけでは把握しきれないと図録を買いました
少しずつ読み進めています
それだけ内容が濃く、しっかり見るには3時間は必要かも!
な展覧会でした
広さ10万平方メートル、東京ドーム二つ分
ここに3千人もの遊女(そのうち大夫は数十人と一握り)とそれを盛り立てる仕掛け人たちの一大エンタメ劇場とでもいうのでしょうか
季節や行事ごとに内部のしつらえを変え、マンネリ化を防ぎ、その様はまるでディズニーランドか
ここに来る者もそれなりの知性と品格を求められ、一見さんはお断り、二度三度と通うことにより馴染みになれて
また、文芸サロンとしての役割も果たしたようですね
中が見えにくいからでしょうか
庶民は蔦屋重三郎の仕掛けた出版物でその華やかな部分を知りたがり、着物や髪型の流行を真似る
ファッションリーダー的存在であり
もちろん、裏の悲惨な部分もあぶりだされ、敬意や哀れみなどとともに江戸文化発信の一端を担っていったのだと思います
いうなれば、今の芸能界とさして変わらない?いや自由意志による分、今の方が実態は酷いかもとも思います
唯一写真撮影ができた作品がこちら
人形作家 辻村寿三郎
檜細工師 三浦宏
江戸小物細工師 服部一郎
御三方の職人技の集結作品
高さ20センチほどの人形がまるで息をしているが如く、生活しているが如く、そんな風に見えました
これだけでも見た甲斐があったかな^ ^
いやいや、やはり喜多川歌麿の美人画は天下一品だと改めて認識したし
見よ、この生活の一場面の切り取り方!
暗がりの中、小さな灯だけで草履を履く姿^ ^
鏑木清方の たけくらべの美登里
もう本当に眼福でしたわ♡
しかし、何度も何度も、吉原の存在を肯定するものではないという表示が示されていて、正直辟易
主催者側の苦労が見て取れました
そんなの、分かっておるわ~~~!
ローマのコロッセオの剣闘士を今でもやるのか?
奴隷制度のもとで繁栄したアメリカ南部のプランテーションをまた再開するのか?
(「風と共に去りぬ」は発禁になる対象となりうるか?)
そこまで大仰でなくとも
今となっては許されない過去の文化はいくらでもあったと思います
フェミちゃんたちよ、いらぬ敵を作らぬ方がよいよとおばちゃんは思うのでした
この図録を全部読んだら、樋口一葉のたけくらべを読も〜♪
✨✨✨
この後、気のおけない友人と合流して
エミール・ガレ展 @松涛美術館
個人蔵のなかなか見られない作品が中心と聞いて
横浜のみらい美術館のガレ作品を思い出しながら見てきました
6/9までです
一番のお気に入りはこちら
以下フライヤーから
手のひらサイズで、キラッキラで素敵でした♡
月のモチーフに後から気が付いたくらい、ちょっと見には地味な作品なのですが、アール・ヌーヴォーのランプの下でこの小物入れに、それまで身に付けていたアクセサリーを忍ばせたりしたら…なんて妄想してしまう作品でした
サントリー美術館のアモルとプシュケーの作品を思い出しました
この鈍色、ユニークですよね
画像お借りしてますが、二枚貝の船に乗ったカエルがコイに引かせているんです
イルカに船を引かせる神話画(だったかな?)のパロディ!
楽しい
ガレの透明ガラスの作品はやはり繊細で美しくてすべて好きでした
が虫虫しているグロテスクなものも…
ちょっと避けて歩いちゃったかな(笑)
北斎漫画の影響をここかしこに感じられたのも
ガレのサインまで入ってる自己主張強めの彼らしい植物木象嵌の家具も含めて
アレヤコレヤ
目一杯、ガレ味を感じました♪
残念だったのは照明…仕方なしですが、良さが半減だったかも
そして何よりやはり、ここの建築は面白いし3階のラウンジはくつろげる空間
リラーックス!
巡りながら、静岡の登呂遺跡そばの静岡市立芹沢銈介美術館(石水館)を思い出していました
https://www.seribi.jp/sekisuikan-p.pdf
ガレについてはもう少し知りたいので、数冊図書館に予約しましたよ♪
✨✨✨
この日はちょっと寒い日
蕎麦で一杯って感じかな?と友人と
で、向かったのが代々木上原の
「そばと酒 えもり」
思いつきでその日に予約して入ったのですが、、、よかった♡
一見さんお断り?という電話応対と店構えですが^ ^
夜はコース一択です
前菜は蕎麦豆腐の餡かけ
寒い日だったので、この温かさ、優しさに一気に和みました
蕎麦前盛り合わせ
どれも本当に丁寧に仕事されてて感動…
どれも薄味ながら、印象に残るんです
左下のウニの佃煮が絶品でした
挽きたて蕎麦がき
やさしくざらりと感じる舌ざわりに蕎麦の香
いいなぁ…
店主は山形の出身らしく、山形県の日本酒を豊富に取り揃えていました
コチラはサラリとした旨口柔らかな辛口 好きなタイプです
からすみ蕎麦
蕎麦前ですよ、ほんの一口
これも素晴らしい
鴨のロースト
鴨もいいけど添えられたお野菜がまたいい
タラの芽と野菜のかき揚げ
絶妙な揚げ加減です
〆の十割蕎麦
この時点でもうお腹いっぱい
半分、食べてもらいました💦
つるりとした蕎麦
香り高く美味しかったです
蕎麦湯もどろりとして濃い
これも良かった!
友人とのんびり語らいながらの最高のひとときになりました❤️
ねこのめ美じゅつかん
毎週木曜朝8:25〜35
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024050926759
今日も皆様お健やかに♡