原田マハ 『板上に咲く MUNAKATA Beyond Van Gogh 』 | ワクワクしよう~癒されよう~! Feel Freeにアキのふらっとアレコレ♪

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二人の娘の子育てほぼ終了!

引っ越し、海を跨いで11回
いろんな価値観に触れて揉まれて
世界は無限に広がっていて
こうあるべきは一つもないと

これからも柔らかな心で、導かれるように、ワクワクしながら歩いていきたい

皆様とご一緒できたらhappyです♪

おはようございます

あきです




磯田さんの本をもう少し詳しく紹介しようかと思っていたのですが


寝ながら最終章辺りを読んで寝落ちた翌日

本が忽然と消えてしまった…


ベッドのどこを探しても現れてくれない

まるで小さなおじさんが持っていってしまったようだ…




で、同じく読了した

というかオーディブルで聴了したコチラの紹介を

後で調べたら、オーディブル書き下ろし作品なのね…

30日間は無料お試しできるのでトライもアリです^ ^




原田マハ

板上に咲く MUNAKATA

Beyond Van Gogh 




棟方志功の半生を妻の目から見つめ、支えた物語


ゴッホに出会い

ゴッホに憧れ

弱視ゆえに版画家として芽が出るまで

民芸運動との関わり

戦争をどう乗り越えていったか


妻の目を通して語られる棟方志功は

決して器用なタイプではなく 

大きな子供そのもの

その無邪気で天性の発想力で自分の世界を創り上げていく

そして妻はひたすらに夫を信じて支える



なるほど、フィクションとはいえ

絵に描いたような夫婦愛


今はもうこんな髪結いの亭主、糟糠の妻の姿は

失われているよね…

とクールな目で聴きつつも


柳宗悦に認められた出世作

大和し美し やまとしうるわし


の描写に

棟方志功の絵をもう一度見てみたくなった




昨年の近美での棟方志功展には行っていない


民芸運動にもう一つ食指が動かなくてね

柳宗悦とか河井寛次郎とか…


生活の中で使われるモノ

その美しさとして見るなら良いのだけど

美術館で美術品として見るのはちょっと違う気がしてしまう


どこか棟方志功作品も

インテリアに合う作品が飾ってあって

トータルで見るなら良いなぁ

そんなふうに感じるので仕方なし



でもこの本で

数年前に訪れた富山県南砺市にある

福光美術館での作品を振り返ってみた




福光は棟方志功が戦時疎開していた地であり

本にもその地のことが触れられている



雪の庭の美術館は美しかったな…






五箇山之図




歓喜頌


松柏図






立山連峰を望む海岸風景





点数は少ないながらも

質の高い肉筆画や版画の大作もあり

見応えがありました

写真撮影可なのもありがたかったですね





とはいえ

私はここの石崎光瑶の作品の方が好きなんです♡

ムナカタごめん…


寒牡丹






今日は寒くなりそうです


皆様今日もお健やかに♡