一目でイチコロ… 南砺市立福光美術館で 石崎光瑶 | ワクワクしよう~癒されよう~! Feel Freeにアキのふらっとアレコレ♪

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二人の娘の子育てほぼ終了!

引っ越し、海を跨いで11回
いろんな価値観に触れて揉まれて
世界は無限に広がっていて
こうあるべきは一つもないと

これからも柔らかな心で、導かれるように、ワクワクしながら歩いていきたい

皆様とご一緒できたらhappyです♪

こんにちは

あきです
 
 
 
本格的なテレワークに入る直前
職場のボスに「男前だから」と言われたことが
頭から離れません
 
 
んー???
これはもしや中身男だってバレてる???
頑張って猫被りまくって大人しくしてたつもりだったのですが😅😅😅
 
 
 
娘達に言うと
んー???小動物系じゃないの?と
いや、分かってるじゃないの✨
というか、母の扱いをよく分かってるね、君たち! 
なんて喜んだもの束の間
そのやりとりを聞いていた家人がボソリと
女帝…
 
 
パパ分かってないね〜
もっと自分の立場考えてモノ言いなよと
娘達に諭されてました😅
 
 
うーむ、、、これをどう捉えたらいいのか…



どうやら小動物系というのも
可愛い子猫とかじゃなくて
カワウソとかミーアキャットとか
ちょっと変わった動きをすること系らしい
 
 
 
 
ま、持ち前の鈍感力で流します
 
 
 
さて北陸旅の続きです
 
金沢から最終目的地へと向かいます
 
というかこの時点でどこに連れて行かれるのか
よく分かっていませんでした
 
 
 
 
金沢から北陸本線を高山で城端線に乗り換え
 
 
着いたところは福光駅
小さな駅です
 
 
 
おー田舎だわ〜〜〜
 
宿の窓からの眺め
雪国感半端ない
 

 

 
そもそもここ福光は
棟方志功が7年弱 疎開を契機に生活をしていた地ということもあり


 
棟方志功ゆかりの場所が多いことに気づきました
 


駅前には志功作品のレリーフが飾られているし

川沿いにも作品群があるとのこと

棟方志功記念館 愛染苑では




 
 ▪ 愛染苑:棟方志功の作品を展示
 ▪ 鯉雨画斎(りうがさい):アトリエ兼旧居
 ▪ 民藝館 青花堂
 ▪ 棟方志功資料館
 
の4つを見ることができ
 
 
 
ちょっと離れた福光美術館ではやはり棟方作品が所蔵されています
 





 
旅の最終日ということもあり
福光美術館だけにお邪魔しました
 
内部から見た中庭が美しい
 



 
ここで出会ったのが 琳派の流れをくむ 石崎光瑶 という画家


 
これにひとめぼれで・・・♡

 
常設展示室にて棟方志功と共に同じだけのスペースを割いています
 


燦雨(さんう)




聚芳(しゅうほう)



 
中でも一押しだったのが小さな作品のこちら
 

寒牡丹
 




石崎光瑶という画家(1884〜1947)

江戸時代より加賀藩の御用商人や町役人を務めた福光の名家、石崎家の五男として生まれ

早くは金沢に招かれていた琳派の画家、山本光一に学び
19歳で京都にて、あの竹内栖鳳に師事

花鳥画を得意としていますが、登山家としても有名とのこと


この寒牡丹は
花の赤と鳥の青のコントラスト
花びらの柔らかさ、しなやかさ
羽毛のふわふわがたまらなく好きでした♡

 
 
 
 
 
もちろん棟方志功作品もたくさん展示されています
 












常設展示ではありませんが
他にもこの方の作品は好き!と思ったのが
小松均氏の作品






京都の大原に拠点を置いて活動していた画家です

 
 
 

時間余ってるからちょっと行ってみる? 程度のきっかけだったのですが
こんな風に全然知らなかった作家さんで
大好きと思える人に出会えるのは嬉しいですよね



 
地方の小さな美術館を訪れる楽しみの一つです
写真禁止というところもほとんど無いですしね





そうだ、加賀温泉駅前の加賀市立美術館にもちょこっとお邪魔してたんだっけ…


ここは写真撮影不可でした😢
記憶が薄れてもう一度という気にならないんですよね…
イチオシあったのですが
出品目録から森本仁平氏の風景画だったと思います



え、調べていたら森本仁平氏の長男が森本草介氏なんですね?
あの写実絵画でホキ美術館創設のきっかけになったという…


やっぱり私の好き好きアンテナに引っかかる訳でした^ ^


 


都内では借りてきている作品ではなく所蔵作品にも拘わらず
写真撮影不可のところはかなり多いです
出し惜しみする意味はあるのでしょうか。。。
 



 
こんな風に紹介してちょっと記憶の隅にあるだけでも
実際に見たい! 行ってみたい! と思うものではないかと
 


実際に見た時の絵のエネルギーってものすごくて
そういう作品には どうしてももう一度見たい! と
再度足を運ぶものじゃないかと思うんです。。。
 
 


なんてつらつら考えていたら
娘2号が、パリの美術館ではこんな粋な計らいをしていると少し前に教えてくれました 




10万点以上の絵画がダウンロード可能とのこと
文化大国は違うなとつくづく思うのでした
 
 
 
 
そんなこんなで今回の旅を終えるのですが
前日には 福光駅から二駅の 城端駅から 世界遺産バスに乗って
五箇山 と 白川郷にまで足を延ばし
 

雪深い五箇山





ひと山超えるとお天気の白川郷






 
なんだかんだと毎晩寒ブリはいただいていたし
この時期だけの香箱蟹も 2杯いただきました
 



 
香箱蟹 シーズンになると市場では一杯300円で売ってることもあるのですよね
でもこの小さな蟹から つぶつぶとした内子と外子と呼ばれる卵
それに味の濃い脚をきれいに殻から外して 甲羅に盛り付ける
その細工の細やかさ
 
内子と外子を脚に絡めて食べると
至福です…
 



 
福井空港から羽田へ向かう飛行機から見えた富士山
 


 


 
この次来るときは
もっと谷口吉生建築を見たい という新たな目的もできましたし
  ・ 片山津温泉総湯
  ・ 谷口吉郎・吉生記念金沢建築館
  ・ 金沢市立玉川図書館 などなど
 



 
季節のいい時に小さな福光の町をもっとお散歩したいとも思いました
 





そうそう
今度こそ氷見に行かなきゃ!
 
 
 
 
最後までお読みいただき
ありがとうございました





今日も明日も良い1日でありますように♡