小早川秋聲展 東京ステーションギャラリー | ワクワクしよう~癒されよう~! Feel Freeにアキのふらっとアレコレ♪

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二人の娘は独立
プレリタイアライフを楽しんでいます♪

引っ越し、海を跨いで11回
いろんな価値観に触れて揉まれて
世界は無限に広がっていて
こうあるべきは一つもないと

これからも柔らかな心で、導かれるように、ワクワクしながら歩いていきたいです♡

おはようございます

あきです

 

 

 

一昨年前に衝撃を受けた小早川秋聲の

 

「國の盾」

 

 

 

京橋の加島美術での小早川秋聲展でのことです

 

『小早川秋聲展@加島美術』こんにちはあきです少し前になりもう会期が終わってしまっているのですが備忘録として京橋の加島美術さんで小早川秋聲展を見てきました最近、娘2号の方が余程美術館に行…リンクameblo.jp

 

 

 

この絵の前で呆然と座って眺めたあの絵がもう一度見られると知り

ドキドキしながら行ってきました

 

この展覧会が渡辺省亭展を抜いて今年一番かも?

と思うほど良くて

 

図録も求めましたが、実物の絵の再現性からは程遠く残念!

 


 

ですが、小早川秋聲に関する執筆は今までの資料の比ではなく、研究が急激に進んだのだなぁという印象でした

 

とにかく行かれるチャンスのある方は是非

 

生い立ちとか基本的なことは前ブログに書いたのでここでは割愛しますが

 

生まれた環境と時代の移り変わりに翻弄されながら

確かな画力で生き抜いた人という印象です

 

画壇とは離れていたために個人蔵のものが殆どで

この次いつ出会えるかは分からない

 

でもこれがどの作品も本当に素晴らしいんです

 

若い時の歴史絵はデッサン力もさることながら

テキスタイルデザインの素敵さに惚れ惚れするし

 

「楠公父子」

 

この鎧の胴の模様と着物の柄にしばらく見入ってしまう程素晴らしい

 

例えばこちらの我が子が眠る絵 「未来」

 

 

上に掛けられた着物の絞りの柄が全て手書きで

まるで繊細に織られたレース地のようにすら思えます

 

 

外遊先での絵の数々は平山郁夫を超えているのでは?と思うし

 


こちらは加島美術で求めた画集からです

各地の月を描いたシリーズ

美しすぎます


 


戦争画は添えられた小さな草花に、その儚さと悲しみを感じます

 

「御旗」

 

先程の「國の盾」でも桜の花が背景に描かれていたのを塗りつぶしたとされてましたけれど

 

どの絵も月や花が丁寧に描かれていてほっとするんです

 

 

 

前のブログで探していた絵がここで見つかりました

京都のホテルに飾っているのがこちらの絵 「長崎へ航く」

 

 

ハートンホテル京都だそうです

この絵も布地のデザインが本当に素敵です

こちらのホテルのメインダイニングには

小早川秋聲の外遊先での絵がズラリと飾ってあるそうですよ

 

そして美術館入り口を飾っていたこの絵 「愷陣」

 

 

戦争から帰って来た軍人は讃えられ歓待されるのに引き換え、軍馬は泥埃のついたまま野に放たれる

村の人達がその労を労って綺麗な鞍や花で飾ったという中国の故事をヒントに描いた絵

目の下に落ちる牡丹の花びらが涙にすら見えます

 

 

こちらは京都の料亭「濱登久」に飾ってある絵だそう

 

濱登久のお店入り口にある暖簾も小早川秋聲作だそうですよ

 

 

 

 

 

 

 

大きな屏風絵ですが、この木肌の表現に唸りました

図録では全然分からないのが本当に残念…

 

「薫風」

 

 

「追分物語」

 

去年でしたか、国立近代美術館で開催されていた「あやしい絵展」にあってもおかしくないほど妖しい女性の絵も数点、これも素晴らしかった

 

そして戦争後に平和を思って描いたのではないかと感じた、大勢の男が月光の下で白い着物を纏って踊る図

祈りの絵

 

「天下和順」

 

全体を通して思ったのは

いつでも何でもどんな絵でも描けるということ

これが小早川秋聲!という画風はありません

でもどの絵も静かなパワーを感じます

 

 

渡辺省亭の絵もそうでしたが

画壇に属していない画家の絵は

こんな風に地域に根付いていて

京都の街には時代に埋もれてしまった画家の絵がまだまだ沢山、どこかで眠っているのかもしれません

 

残念だったのは

加島美術で間近で見られた「國の盾」が

ガラスの向こうだったこと…

 

次女もそれを分かってて

 

どうせガラスの向こうだよね〜

加島美術で見ておいて良かったよね、と

正にその通りでした

 

 

 

ここに来ると撮ってしまう八角屋根の下のシャンデリア

 

 

素敵です♡

 

 

 

えーと、書いていいのかどうなのか…

 

次女が男の子と初デート計画中ヽ(´▽`)/

もうすぐ誕生日なんだけれど

お祝いにどこかご飯いきましょう!と

かなり好感度高い友人に誘われたとか…

その次のお出掛けまでもうプランしているらしい

 

おぉ〜我が家の明るいニュースや!

でも夫には内緒だそうです

 

確かに、、、煩いからな笑

 

お姉と3人で

写真見せて!とか声は?とか

もう大騒ぎさ〜笑

 

末っ子ながら

小学生の頃から高校生?

高校生の時にはOL?と間違えられたくらい

落ち着き払ってて

 

受験時代の塾の先生や塾友男子からは

ねえさんと呼ばれ

 

今の部活仲間からは先輩後輩含めて

姉御とか母とか呼ばれているらしく

 

おいおい、可愛い女子大生からはかけ離れてないかい?と思うこともしばしばでしたが…

 

なんとか笑顔で帰ってきてほしいなぁ

と母は思うのでした

 

ではでは、皆様穏やかな休日を♪