アキです
梅雨、梅雨、梅雨…
あと3週間くらいで明けるかな
でもとっても暑い日もある今日この頃(^-^)
先日友人と2回目のクレオパトラ
行ってきました♡
熊川哲也さん主宰のK-バレエカンパニーが
2017年秋に初演したもの
熊川哲也さん、演出、振付、台本…音楽にも携わっている
最初から全部作り上げちゃったのね、このお方…
熊川哲也といえば我々世代のバレエ界の貴公子
正確な技術と表現力、そして優雅な踊り
何より特筆すべきダイナミックで高いジャンプ力で
女性達を魅了してきました
全盛期の時の彼の「ドンキホーテ」「海賊」は凄かった…
気になる方はYouTubeで見てください
素晴らしいです(^-^)
今はもう踊っていないけれど
その血と情熱は彼のバレエ団にキチンと受け継がれています
今回も難しく且つ優雅な振付、ストーリーを観客に見せきる表現力を
余すところなく魅せてくれました
前回のクレオパトラは
手足の長〜い中村祥子さん
まさに彼女自身が芸術！でした
そして今回はこの秋引退が決まっている
このバレエ団のプリンシパルの
浅川紫織さん
どんなクレオパトラを見せてくれるのか
とても楽しみでした
まずは渋谷東急本店の上でイタリアンランチ
毎週のように歌舞伎を観ていて
宝塚も大好きな友人の勧めでこちらへ
Bunkamura オーチャードホールの常連でもあったらしい…
伺ったレストランは開演までに時間を合わせてサーブしてくれるのだそう…有難い心配り
お互いの観劇談義や成長した娘達のこと、学生時代のことなど
話に花咲いてる間にあっという間に開場時間です
ストーリーは
クレオパトラの半生に焦点を当てた
当時のエジプトとローマの物語
彼女の男性遍歴とその裏で繰り広げられる
陰謀…とでも言いましょうか
表面上はエジプトの全権力を握る強くて賢い姿
男娼を足蹴にし、身内の死にも動じません
しかしその実、好きな男性には全てを捧げ切る女の部分を合わせ持つクレオパトラ
全てを踊りで表現するには
とても難しい役どころです
もちろん
カエサルの前に
巻かれたカーペットからスルリと現れるクレオパトラの場面あり
カエサルがブルータスに殺される場面あり
そしてクレオパトラが愛するアントニウスを追って自害する場面も…
展開が早くて一瞬でも見逃せません
最後は息を飲む演出で幕が引かれます
休憩を挟んだ3時間があっという間でした
今回の浅川紫織さんのクレオパトラは
肉感的で生々しい ざ、女！
難しい役どころを優雅に官能的に見事に演じ切っていました
舞台美術もシンプルでありながら
どの場面も印象に強く残る力強さ！
難しい振付を引き立てていたようにも思います
大満足な気持ちで帰宅して
迷わず取り出したのがコレ！
英国ロイヤル・バレエ団の1992年に来日公演した時のパンフレット
懐かしいな〜〜
その中に若い時の可愛い姿の彼がいます
ファーストソリストの時の彼
と思いきや
カエサル役のスチュアート・キャシディさんも！
プリンシパルのシルヴィ ギエムさんと一緒だ…
日本製のバレエ作品
演出、振付、ストーリー、音楽
どれをとっても海外作品には引けを取らない‼️
素晴らしかったです♡♡♡
今回は美術館巡りではありませんが
たまにはこんなことも…
最後までお読みいただき
ありがとうございました😊