ニコライ・ゲッダ逝去


以前に誤報を載せてしまいご迷惑をおかけしましたが、今回はAFPあたりも報じてるので、恐らく確かなのだろうと…

共演した指揮者はもはや伝説になっているような人ばかりの、偉大な歌手。

恐らく歌手史上もっとも語学に長けた人で、どの国のオペラも満遍なく、それもハイレベルで聴かせてくれました。


91歳とのことですから、他人が言うことではないかも知れないんですが、大往生ですね。


R.I.P.

気管支炎がまだ完治させられず、この土日も基本自宅で大人しくしてます。

インフルエンザも大流行してますしね…


今日はファビオ・ルイージが振ったマーラーの「復活」を


マカーシー(S)
ファン・ネス(A)
トーンキュンストラー管

1997年のサンクト・ペルテンのフェストシュピールハウスのオープニングコンサートのライブ。


いま佐渡氏が指揮者を務めてることでちょっと話題(?)のトーンキュンストラー管をルイージが率いていた時代の録音です。

サンクト・ペルテンはウィーンの西50㎞ほどにある街。
ウィーンから特急だと30分ほどの所です。

現在はニーダーエスターライヒ州の州都(かつてはウィーンが州都)です。

オケの正式名称がニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管ということもあり、その州都のサンクト・ペルテンと、ウィーンの楽友協会で演奏会を開いているオケです。

N響でお馴染みの故ハインツ・ワルベルクが首席指揮者を務めていたこともあります。

まぁ、お世辞にもウィーン・フィルと比較できるレベルではありませんが、私がワルベルクの指揮で楽友協会で聴いた時には、楽員も若くてとってもフレッシュな感じがしました。

オーストリア放送ではよく実況放送がされていますが、CDは少ないので、このCDはけっこうありがたいです。


ルイージの指揮は、同じイタリア人のシノーポリほどではないにしても、イタリア人にしては知的な(失礼)もので、何でもかんでも歌ってしまうようなステレオタイプ的なイタリア人指揮者とは一線を画すものがあります。

スコア自体の指示も煩わしいくらい細かいこの交響曲を、さらに自身の解釈とも思われるドライブと上手く融合させていて、ルイージのやりたいことがよく表現されてる演奏です。


ルイージには後にライプツィヒ放送響と録音したCDもあります。


オケの技術的な点ではこちらのライプツィヒ盤のほうが上回るかな?とも思いますが、やりつくしてる感じがするのはトーンキュンストラー管盤だと個人的には感じました。


さて、体調の「復活」を図らねば(^^)

指揮者のルドルフ・ビブル死去。
享年88。


ウィーンのフォルクスオーパーで長らくタクトを執ってきました。

オペレッタの生き字引みたいな人でした。

生涯で2000回を優に超える上演を行ったというのですから、流石と頭がさがります。

戦後長らくウィーン国立歌劇場では、戦後の復興期を除き、「こうもり」のみが唯一上演されるオペレッタでしたが、2001年にようやく「メリー・ウィドウ」が再びレパートリーに加わり、この際にはオペレッタの巨匠ビブルが国立歌劇場の指揮台に上がりました。

私も国立歌劇場で彼の指揮する「メリー・ウィドウ」を聴くことができ、とっても幸せでした♪




こちらはメルビッシュ音楽祭での録音。


こういう職人気質の指揮者が少なくなるのは、ほんとうに寂しいです。


R.I.P.