2024年6月27日 前営業日の主な要人発言(為替) | ファンダメンタルなアウトローのFX

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 前営業日の主な要人発言

 

27日10:38 鈴木財務相
「為替水準については申し上げない」
「為替は安定的に推移することが望ましい」
「高い緊張感を持って必要な対応をとっていく」

27日11:12 林官房長官
「為替相場の過度な変動には適切な対応をとる」

27日16:37 リクスバンク(スウェーデン中銀)声明
「インフレ見通しが変わらない場合、政策金利は今年下半期に2-3回引き下げられる可能性がある」
「インフレと経済活動の見通しは不透明」
「政策金利は予測より高くなる可能性も低くなる可能性もあり得る」

27日17:14 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「当局は金利に関して機敏に対応」
「(金利について)引き続き先入観は持たない」

 

〔解説〕

ECBにも慎重ながら追加利下げの匂いがある。おそらく年内に1-2回は利下げを実施するだろう。現在、ユーロ/円はハト派のECBとタカ派に移行しつつある日銀にもかかわらず、猛烈なユーロ買いがおこなわれている。近くこれが反転する可能性がある。



27日17:35 カジミール・スロバキア中銀総裁
「年内あと1回の利下げを予想」
「ECBの金利について、夏は静かだろうと予想」

27日19:29 カザークス・ラトビア中銀総裁
「政策金利は段階的に引き下げていくことになるだろう」

27日20:04 トルコ中銀声明
「委員会は引き続きインフレリスクに非常に注意を払っている」
「金融引き締めスタンスは月次インフレ基調の大幅かつ持続的な低下が観測され、インフレ期待が予測範囲に収束するまで維持される」
「インフレの大幅かつ持続的な悪化が予想される場合、金融政策スタンスは引き締められるだろう」
「今年後半にはディスインフレが定着するだろう」
「インフレの基調的な下落傾向を確実にし、中期的に5%のインフレ目標を達成するために必要な金融情勢を作り出すべく政策決定を行う」

28日04:06 メキシコ中銀声明
「4対1で金利据え置きを決定」
「1人の委員が0.25%の利下げを主張」
「2025年第4四半期のインフレ率を3%と予測」
「2024年第4四半期のインフレ率を4%と予測」
「インフレによりさらなる金利引き下げの議論が可能になると予測」

 

〔解説〕

メキシコ中銀(BOM)は、金利こそ据え置きも「次回利下げを匂わせている」。次回は8/8に金融政策が発表される。それまで発表されるデータは重要になる。



28日04:18 国際通貨基金(IMF)
「米連邦準備理事会(FRB)は少なくとも2024年後半まで利下げを待つべき」
「2024年の米国実質GDP予測を+2.7%から+2.6%へ下方修正」
「米国経済は堅固で、ダイナミックで、変化する世界情勢に適応力があることが証明され、期待を上回っている」

 

 


※時間は日本時間

 

 

 

 要人発言に関する報道

 

とくになし

 

 

 

 

 

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