2024年6月24日 前営業日の主な要人発言(為替) | ファンダメンタルなアウトローのFX

ファンダメンタルなアウトローのFX

FXトレードの勝ち筋は「勝率を追うのでなく、優位性を
確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

 

 

にほんブログ村 為替ブログ ドル円へ 

他にも為替に関する参考となるブログがあります。ご覧になってみてください。

 

 

 前営業日の主な要人発言

 

24日07:59 神田財務官
「為替、過度な変動あれば適切に行動」
「為替、過度な変動は国民経済に悪い影響」
「米為替報告書の影響、断言して言うが全くない」
「日本の米為替監視リスト入り、それ自身問題ない」
為替介入、24時間いつでも準備
「為替、特定の水準考えていない」
最近の動き、過度かどうかは申し上げない

 

〔解説〕

過度でない時に、こういう発言はしません。



24日10:42 鈴木財務相
「為替の過度な変動は望ましくない、適切に対応」
「為替介入の準備状況についてはコメントしない」
「為替水準の評価、コメントしない」
「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に動くことが望ましい」

24日18:40 米格付け会社ムーディーズ
「日本の基礎的財政収支は2025/26年度までに黒字化できない見通し」
「日銀は利上げに時間をかける見通し」
「日銀の利上げと政策正常化には『1-2』年、政府は財政改革に取り組むべき」
財政目標は改革へのコミットが目的、放棄されれば格付け内容を再検討する必要

 

〔解説〕

日本に格下げリスクがでてきました。現在の米大手格付け会社の日本格付けは以下の通り

 



24日21:44 グールズビー米シカゴ連銀総裁
インフレデータ以外は冷え込みの兆候を示している
「インフレデータの鈍化は緩和への扉を開くだろう」
「連銀がさらなる信頼感を得てインフレが2%に戻ることを期待」

 

〔解説〕

グールズビー・シカゴ連銀総裁の発言は、直近で強まる米消費の鈍化を指摘したものでしょう。消費がよわくなれば、需給からインフレもよわくなります。データが繋がるかが今後のポイントになるでしょう。


※時間は日本時間

 

 

 

 要人発言に関する報道

 

とくになし

 

 

 

 

 

Fundalia financial https://fundamental.shop-pro.jp/

為替相場が大きく揺らぐとき、そのキッカケになるのは「要人発言」や「報道(ニュース)」になるケースが多いです。パンデミックも、リーマンショックも、中東リスクもこうした情報が発端となりました。それゆえ要人発言は観察しておく価値があります。