2024年6月19日 前営業日の主な要人発言(為替) | ファンダメンタルなアウトローのFX

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 前営業日の主な要人発言

 

19日05:56 コリンズ米ボストン連銀総裁
インフレ鈍化には多少の時間がかかるだろう
「金利の道筋はデータに基づき判断」
今年、利下げ1回と2回の両方のシナリオを想定することが可能

 

〔解説〕

インフレは根強いことを承知しつつ、展開によっては2回の利下げもあり得るほどにはアメリカ経済が弱くなっていると判断している。



19日06:09 コンウェイ・RBNZチーフエコノミスト
短期的にはインフレがさらに強まる可能性
しかし、中期的にはインフレはより急速に低下する可能性がある
「将来を見据えると、インフレを持続的に目標に戻すにはいくつかの課題が残る」
「全体として、インフレが合理的な期間内に目標に戻るという確信を得るためには、一定期間の引き締め政策が必要」

 

〔解説〕

短期的にNZが利下げをする可能性は消滅した。経済データが崩れなければ、NZの金利は高止まりすることを示唆している。



19日19:27 センテノ・ポルトガル中銀総裁
「インフレが減速すれば追加利下げが可能に」
少なくとも9月までは2度目の利下げを想定していない

20日02:42 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)議事要旨
理事会は利下げを7月まで待つことを検討
「当局者はインフレが停滞する可能性があることを認識。ただ、指標は利下げを正当化するのに十分な進展を示しているとのコンセンサスあった」
「今後の緩和はおそらく段階的、かつタイミングはデータ次第であると同意」
「一部の当局者は財政の下振れリスクに焦点を当てていた」
他の当局者は、持続的な賃金上昇と住宅市場の回復の可能性に関連する上振れリスクをより重視
「為替レートに影響を与える可能性のある多くの潜在的な要因について議論」

 

〔解説〕

カナダ当局は賃金と住宅の上昇・回復に懸念がある。これは利下げ条件として機能していることを意味するだろう。また追加利下げを早急におこなう意思はないと思われる。


※時間は日本時間

 

 

 

 要人発言に関する報道

 

とくになし

 

 

 

 

 

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