〔ドル/円〕4月29日の乱高下について ~トレード対処法~ | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

日本は祭日ですが、為替相場は大荒れになっています。

 

 

 午前中(日本時間)

 

 

為替介入はすぐに無いだろうという観測もあったのでしょう。円安が強まり160円を突破する場面がありました。GWに入り「休み期間は銀行も休みだから」ということで、為替介入は一時休戦と考えた投資家が増えたのが一因でしょう。

 

またGWに「にわかトレーダー」が、お小遣い稼ぎ気分で円安に乗ろうと参入してきた可能性があります。

 

 

 

 午後(日本時間)

 

 

今日の高値から5円50銭の大暴落。為替介入が疑われますが、そうではない可能性も十分にあります。160円を抜けて為替警戒感から円売りポジションを解消する投資家が出るのは自然で、売りが殺到した結果、フラッシュクラッシュが発生した可能性があります。

 

これは後日入ってくる情報が無いと真実はわかりません。神田財務官は「ノーコメント」と言っています。

 

 

 

この相場観で個人投資家、トレーダーはどのように振舞えば良いでしょうか?

答えは簡単です。

 

 

ノーポジで嵐が過ぎるのを待つ!

 

 

家でお菓子を食べながら、ノーポジで眺めて奥に尽きます。完璧に対応するのは難しく、無理に参加しようとすれば大損する確率がたかいでしょう。ファンダメンタル投資のトレード手法に「フラッシュクラッシュ法」というものがありますが、これも一般的なトレーダーがおこなう手法ではありません。

 

大嵐が来ているときに好んで遊びに行く人はいません(あるいは少ない)。

それと同じで、大嵐(乱高下)のときにFXトレードに動くのは自殺行為です。確かに激しい値動きを捕捉できれば大儲けでき、それに釣られて動く方はいます。しかし、こうした相場で勝てる個人トレーダーはほとんど居ません。運ゲーと言って良いでしょう。

 

 

 

記事は以上です。

2024/4/29

 

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