4月9日 前営業日のアメリカ投資情報 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. 米為替市場 NY時間の為替概況

 

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

9日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続落。終値は前営業日比9.13ドル安の38883.67ドルとなった。明日10日の3月米消費者物価指数(CPI)に加えて、12日から始まる米大手銀行の決算内容を見極めたいとの雰囲気が強い中、相場は乱高下した。買い先行で始まったあとは一時320ドル超下落したものの、引けにかけては急速に下げ幅を縮めた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、同52.68ポイント高の16306.64で取引を終えた。米長期金利が低下したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入った。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

9日のニューヨーク原油先物相場は続落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)5月限の終値は前営業日比1.20ドル安の1バレル=85.23ドルとなった。トルコ政府がイスラエルとハマスの間での停戦まで一部製品の輸出を停止するなど、各国がイスラエルに対して緊張緩和への圧力をかけている。緊張緩和実現への見方は交錯しているものの、明日発表される米国の3月消費者物価指数(CPI)発表を前に、ポジション調整の売りも出たことが重しになり続落して引けた。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

9日のニューヨーク金先物相場は3日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる6月限は前営業日比11.4ドル高の1トロイオンス=2362.4ドルとなった。
 
金先物は再び史上最高値を更新し、3日続伸して引けた。金先物だけではなく、プラチナ価格も連日上げ幅を広げるなど、コモディティ価格は堅調な値動きが継続している。外貨準備のうち金への資産配分を増やしている中国やインドをはじめとした中央銀行の根強い買い意欲も支えているようだ。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに小反落。終値は151.76円と前営業日NY終値(151.82円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、「日銀は今月25-26日に開く金融政策決定会合で、2024年度の物価見通しの上方修正を議論する公算が大きい」との一部報道が伝わると、円買い・ドル売りが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.35%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時151.57円と日通し安値を付けた。
 ただ、米利下げ開始時期が後ずれするとの観測が高まる中、押し目を拾いたい向きは多く下押しは限定的だった。前日の安値151.57円が目先サポートとして働いた面もあり、引けにかけては151.79円付近まで下げ渋った。市場では「3月米消費者物価指数(CPI)の発表を明日に控えて、やや神経質な動きとなった」との声が聞かれた。

 ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.0857ドルと前営業日NY終値(1.0859ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが優勢になると22時30分過ぎに一時1.0885ドルと日通し高値を付けたものの、ユーロ円の下落をきっかけにユーロ売り・ドル買いが出ると、4時過ぎに1.0848ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は3日ぶりに小反落。終値は164.80円と前営業日NY終値(164.86円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると22時前に一時165.17円と日通し高値を付けたものの、3月20日に付けた2008年以来の高値165.35円がレジスタンスとして働くと失速した。高く始まったダウ平均が一時320ドル超下落した場面ではリスク回避の円買いも入り、24時前には164.55円と日通し安値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:151.57円 - 151.93円
ユーロドル:1.0848ドル - 1.0885ドル
ユーロ円:164.55円 - 165.17円


 

 

 

為替相場を理解するには、「株式市場」「長期金利」「商品市況」などを知る必要がでてきます。チャートだけでなく「なぜ、為替相場は動くのか?」という理由を知りたければ、Fundalia(ファンダリア)のコンテンツが役に立つでしょう。

 

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