4月5日 前営業日のアメリカ投資情報 pickup | Fundalia since 2007

Fundalia since 2007

トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
Fundalia(ファンダリア)
HP https://fundamental.shop-pro.jp/

 

 

〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. 米為替市場 NY時間の為替概況

 

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

5日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発。終値は前営業日比307.06ドル高の38904.04ドルとなった。3月米雇用統計では雇用者数が予想を上回り、米労働市場の底堅さが改めて示されたものの、インフレに影響する平均時給の伸びが予想と一致。市場では「インフレ圧力が警戒していたほど高止まりしていない」と受け止める向きもあり、次第に買いが広がった。指数は前日まで4日続落し、1200ドル超下げていただけに、値頃感から押し目買いなども入りやすかった
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、同199.44ポイント高の16248.52で取引を終えた。メタプラットフォームズやエヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などが買われた。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

5日のニューヨーク原油先物相場は6日続伸した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で5月限の終値は前営業日比0.32ドル高の1バレル=86.91ドルとなった。
 前日に急騰した反動で売り先行も、下押しは86ドル前半と限られた。
イランとイスラエルの対立激化や、石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産継続が依然として材料視されているもよう。再び87ドル台に乗せると上昇に勢いがつき、昨年10月以来の高値圏となる87.60ドル台まで上げ幅を広げた。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

5日のニューヨーク金先物相場は大幅に反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる6月限は前営業日比36.9ドル高の1トロイオンス2345.4ドルとなった。注目の3月米雇用統計が強い結果となったことを受けて売りが先行するも、下値の堅さを確認するに留まった。中東情勢の緊迫化が警戒されて安全資産・金への資金流入は続き、先物は一時2350ドル付近まで上値を伸ばした清算値ベースでも過去最高値を更新している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は151.62円と前営業日NY終値(151.34円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。米労働省が発表した3月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比30.3万人増と予想の20.0万人増を上回り、失業率が3.8%と予想の3.9%より強い内容だったことが伝わると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。22時過ぎに一時151.75円と日通し高値を付けた。
 前日の高値151.77円が目先レジスタンスとして意識されると151.44円付近まで伸び悩む場面もあったが、
米利下げ開始時期が後ずれするとの観測が高まる中、押し目を拾いたい向きは多く下押しは限定的だった。
 なお、ローガン米ダラス連銀総裁は
「利下げについて考えるのはあまりに早過ぎる」「インフレの上振れリスクに対する懸念が高まっている」と述べたほか、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は「まだ利下げを検討する時期ではない」「可能性は低いものの、インフレを抑制するために追加利上げが必要になる可能性はある」などと話した。

 ユーロドルは横ばい。終値は1.0837ドルと前営業日NY終値(1.0837ドル)とほぼ同水準だった。
米重要指標を発表前にポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.0848ドルと日通し高値を付けたものの、米雇用統計の上振れをきっかけに全般ドル買いが活発化すると、22時過ぎに一時1.0791ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、そのあとはユーロ円の上昇につれた買いが入り、1.0844ドル付近まで下げ幅を縮めた。市場では「来週11日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控える中、200日移動平均線が位置する1.0833ドル付近を睨んだ動きとなった」との指摘があった。

 ユーロ円は反発。終値は164.32円と前営業日NY終値(164.03円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。前日に急落したダウ平均が一時440ドル超上昇したうえ、ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比420円高の3万9400円まで反発したことで、
投資家のリスク志向が改善し円売り・ユーロ買いが優勢になった。1時前には一時164.44円と日通し高値を更新した。

 カナダドル円は下値が堅かった。
カナダ統計局が発表した3月カナダ雇用統計で、新規雇用者数が0.22万人減と予想の2.50万人増に反して減少したうえ、失業率が6.1%と予想の5.9%より弱い内容だったことが分かると売りが先行。23時過ぎに一時111.12円と日通し安値を更新した。
 ただ、米国株相場の上昇や原油高を背景に円売り・カナダドル買いが優勢になると111.66円付近まで持ち直した。


 

 

 

為替相場を理解するには、「株式市場」「長期金利」「商品市況」などを知る必要がでてきます。チャートだけでなく「なぜ、為替相場は動くのか?」という理由を知りたければ、Fundalia(ファンダリア)のコンテンツが役に立つでしょう。

 

個人はテクニカル分析をやり、プロ(機関投資家等)は金利分析をします。では、個人が金利分析をするにはどうすれば良いでしょう?

 

Fundaliaホームページ

https://fundamental.shop-pro.jp/