3月19日 前営業日の米国市場 pickup | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. 米為替市場 NY時間の為替概況

 

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

19日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。終値は前営業日比320.33ドル高の39110.76ドルとなった。2月米住宅着工/建設許可件数が予想を上回ったことを受け、消費関連株に買いが入った。構成銘柄ではないものの、下落して始まったエヌビディアが上昇に転じると、他の半導体関連やハイテク関連の銘柄にも買いが波及し相場を下支えした
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、同63.34ポイント高の16166.79で取引を終えた。下落して始まったものの、エヌビディアの持ち直しなどを受けて上げに転じた。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

19日のニューヨーク原油先物相場は続伸。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)4月限の終値は前営業日比0.75ドル高の1バレル=83.47ドルとなり、昨年10月下旬以来の高値を更新した。ウクライナによるロシア製油所への攻撃を背景にロシアが原油減産を強いられるとの思惑から買いが優勢となった。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

19日のニューヨーク金先物相場は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる4月限の終値は前営業日比4.6ドル安の1トロイオンス=2159.7ドルとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を明日に控えて持ち高調整の売りが相場を主導した。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は大幅に6日続伸。終値は150.86円と前営業日NY終値(149.15円)と比べて1円71銭程度のドル高水準だった。日銀は今日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決めたものの、「当面は緩和的な金融環境が続く」と強調。植田和男総裁も会見で「マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する」と述べたことから、NY市場に入っても円を売る動きが続いた。レジスタンスとして意識されていた2月13日の高値150.89円を上抜けると一時150.96円と昨年11月16日以来の高値を更新した。
 ただ、節目の151.00円手前では伸び悩んだ。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に利食い売りなどが出たようだ。なお、市場では「米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期を巡り、パウエルFRB議長の会見や政策金利見通し(ドット・チャート)に注目が集まっている」との声が聞かれた。

 ユーロ円は大幅反発。終値は163.92円と前営業日NY終値(162.17円)と比べて1円75銭程度のユーロ高水準。2時30分過ぎに
一時164.00円と昨年11月16日以来の高値を更新した。日銀が当面緩和的な環境を続ける方針を示したことで円売りが出やすい地合いとなった。

 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時192.17円と2015年8月以来の高値を付けたほか、メキシコペソ円はWTI原油先物相場の上昇なども相場の支援材料となり、
8.98円と2008年10月以来の高値を更新した。また、カナダドル円は2月カナダ消費者物価指数(CPI)の下振れを受けて110.54円付近まで下押ししたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、2時過ぎに111.33円と2月27日以来の高値を付けた。

 ユーロドルは小幅ながら続落。終値は1.0866ドルと前営業日NY終値(1.0872ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間に一時1.0835ドルまで売られた影響が残ったものの、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。米金利の先高観は根強いものの、この日は米長期金利が低下したためユーロ買い・ドル売りが入った。2時過ぎには1.0868ドル付近まで下げ渋った。

 

 

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