3月15日 前営業日の米国市場 pickup | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. 米為替市場 NY時間の為替概況

 

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

15日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。終値は前営業日比190.89ドル安の38714.77ドルとなった。今週発表された米物価指標の上振れを受けて、米利下げ先送り観測が高まると米長期金利が上昇。ハイテク株を中心に株式の相対的な割高感が意識され、売りが広がった。指数は一時280ドル超下落する場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、同155.35ポイント安の15973.18で取引を終えた。エヌビディアは終盤失速したものの、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やテスラは値を上げた。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

15日のニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに反落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)4月限の終値は前営業日比0.22ドル安の1バレル=81.04ドルとなった。前日に約4カ月ぶり高値を付けており、週末を前に利益確定の売りが出た模様である。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

15日のニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる4月限の終値は前営業日比6.0ドル安の1トロイオンス=2161.5ドルとなった。米利下げ先送り観測を背景として米長期金利が上昇する中、金利のつかない金の投資妙味が薄れ、軟調に推移した

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は149.04円と前営業日NY終値(148.33円)と比べて71銭程度のドル高水準だった。今週発表された米物価指標がインフレ圧力の根強さを示したことで、米利下げ先送り観測が高まる中、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.3182%前後まで上昇。日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢となり、1時過ぎに一時149.17円と日通し高値を付けた。
 複数のメディアが
「日銀が来週18-19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除する見通し」と報じたことで、日銀の政策修正観測は一段と強まったが、「政策修正は織り込み済み」との見方から円買いでの反応は限定的だった。「日銀はマイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する」との思惑から円売りが出やすい面もあった。

 ユーロ円は反発。終値は162.31円と前営業日NY終値(161.42円)と比べて89銭程度のユーロ高水準。日銀がマイナス金利を解除するとの観測が一段と強まったものの、
マイナス金利解除後も緩和的な金融環境が維持されるとの思惑が円売りを誘った。1時過ぎに一時162.40円と本日高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時190.03円、豪ドル円は97.97円、カナダドル円は110.30円、スイスフラン円は168.83円まで値を上げたほか、メキシコペソ円は8.93円と2008年10月以来の高値を更新した。

 ユーロドルは小反発。終値は1.0889ドルと前営業日NY終値(1.0883ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に一時1.0900ドルと日通し高値を付けたものの、NY時間に入ると徐々に上値を切り下げた。
米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が後ずれするとの観測が強まる中、米長期金利が上昇しユーロ売り・ドル買いを誘った。1時前には1.0881ドル付近まで下押しした。
 もっとも、今日の安値はアジア時間に付けた1.0873ドルで値幅は0.0027ドル程度と小さかった。

 

 

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