2月28日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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FXトレードの勝ち筋は「勝率を追うのでなく、優位性を
確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

28日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。終値は前営業日比23.39ドル安の38949.02ドルとなった。米国のインフレ圧力が予想以上に長引くとの懸念から売りが先行。独禁法違反の疑いで調査が入ったとの報道が伝わったユナイテッドヘルスが急落したことも指数の下げにつながり、一時230ドル超下落した。ただ、一巡後は押し目買いが入り引けにかけては下げ幅をほぼ消した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、同87.56ポイント安の15947.74で取引を終えた。傘下の
グーグルが欧州メディアから提訴されたことが嫌気されてアルファベットが下落した。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

28日のニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに小反落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)4月限の終値は前日比0.33ドル安の1バレル=78.54ドルとなった。緊迫した中東情勢を受けた供給懸念や石油輸出国機構(OPEC)自主減産継続を材料視した買いが先行昨年11月以来の高値79.62ドルまで上昇した。ただ、米エネルギー省(EIA)週間石油在庫米エネルギー省(EIA)週間石油在庫(2/23時点)で原油在庫は+419.9万バレル(前週 +351.4万バレル)と積み増しが継続。原油受け渡し地点オクラホマ州クッシングの在庫も+145.8万バレル(前週 +74.1万バレル)と積み増し継続を確認すると、NY原油先物は結果発表の目前に推移していた79.10ドル付近から下値を探る動きとなり上昇幅を帳消しにした

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

28日のニューヨーク金先物相場は、反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる4月限の終値は前営業日比1.4ドル安の1トロイオンス=2042.7ドルとなった。米金利動向に影響を与える米個人消費価格指数(PCEデフレーター)の発表を明日に控え、金相場は調整の売り優位で推移。米金利の動きは、金利がつかない資産とされる金の投資妙味の評価を左右する大きな要因となる。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

28日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は上昇。5時1分時点では13.68と前営業日の清算値13.43から0.25ポイント高い水準で推移している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は150.69円と前営業日NY終値(150.51円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが低下したことを背景に150.53円付近まで小幅に下押ししたが、米金利が一転上昇すると買い戻しが強まり、1時前には150.85円と本日高値を更新した。一方、13日に付けた年初来高値150.89円がレジスタンスとして意識されたうえ、米金利が再び低下したため戻りも限定的。NY時間に限れば、値幅は32銭程度と狭かった。
 なお、
コリンズ米ボストン連銀総裁は「年後半に緩和政策を開始することが適切になる可能性が高い」などと述べたほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「インフレに関してまだ対応が必要であり、勝利を宣言したわけではない」などと発言した。

 ユーロドルは小幅に続落。終値は1.0838ドルと前営業日NY終値(1.0844ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤に1.0797ドルまで下落した後は独長期金利が一時上昇に転じたほか、独DAXが連日で史上最高値を更新したことを支えにショートカバーが強まる展開に。一時1.0846ドル付近まで持ち直し、本日高値の1.0847ドルに迫った。
 なお、代表的な
暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは急伸。対ドルでは一時6万3000ドル台まで急騰し、2021年11月以来の高値を付けた。一方、一巡後はまとまった利食い売りが持ち込まれ6万を割り込むなど荒い値動きとなった。

 ユーロ円は反発。終値は163.33円と前営業日NY終値(163.22円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇やユーロドルの買い戻しにつれて一時163.41円と本日高値を付けるなど、NY市場は総じて底堅く推移した。



 

 

 

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