〖訂正〗PCEデフレータはアメリカより発表されます。
※特に重要と思われるファンダメンタル情報をピックアップしている
※トレンド&リスク戦略(トレード手法)で役に立つという基準で情報を載せている
※諸事情により発表予定は変更される場合がある
※情報が入り次第、上記予定を修正する場合がある
予想される値動き要因
☑ 米・PCEデフレータ
☑ 米・ISM製造業景況指数
☑ 月末要因
☑ 日本・雇用統計(日本利上げの判断材料)
☑ インフレ再燃リスク(利下げ時期が遠のく可能性)
☑ 米地銀や商業不動産のデフォルトリスク
☑ 地政学リスク(とくに紅海)
☑ マネー信用が低下したことによる想定外のリスク
☑ 世界の景気減速(リセッション)リスク
☑ 中国の景気減速、経済危機リスク
☑ ゴトー日(月末)
今週の相場所感
今週は、先週と比べて忙しくなります。ファンダメンタル情報は多く、とくにPCEデフレータ、PCEコアデフレータが注目されるでしょう。他に、ISM製造業景況指数(米)、雇用統計(日本)、RBNZ政策金利(NZ)、消費者物価指数(豪州&ユーロ圏)など注目され、さらに要人発言が非常に多くなっています。
G20財務相&中央銀行総裁会議は、本来重要なファンダメンタル情報ですがアメリカとロシアが対立する現状、有効な合意が得られる会議として機能できません。一応確認する程度になるでしょう。
本ブログでも何度か指摘していますが、米国の株高はやり過ぎです。先週、バークシャーのバフェット氏も株価高騰に警鐘を鳴らしていました。彼は「旨味がない」と言っていましたが、ということはポジション調整が近づいていることを示しています。目先が買われる相場とは別視点で考えておくべきでしょう。
米商業不動産リスクは、注視すべき要因です。大きな価格変動を呼び込む可能性が常にあります。目の前の価格上昇で浮足立つと、足をすくわれる可能性があるでしょう。皆が前のめりになっている現状は投資リスクが大きいと言えます。
今週も多くの重要な情報がありますが、来週は米雇用統計やパウエルFRB議長の発言が控えます。これらを待つ雰囲気も残るでしょう。
Fundalia(ファンダリア)
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