2月9日 前営業日の主な要人発言 | ファンダメンタルなアウトローのFX

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ファンダメンタルは、要人発言で激変する

ファンダメンタル(≒相場観)が激変する時があります。激変するケースの1つに要人発言があります。2023年9月に植田BOJ総裁がマイナス金利解除を匂わせる発言があり、瞬間的でしたが猛烈な円高になりました。数円動かすケースはよくある事なのです

 

2023/12/17に植田BOJ総裁が「チャレンジング発言」をして、その日に5円以上も円高が進みました。植田ショックと呼ぶ方も居ます。このような値動きをしたのは、チャレンジング=タカ派へ移行と認識したマーケットが、ファンダメンタルが大変動したと認知したからです。

 

後日、チャレンジング発言は取り消されましたが、為替相場における要人発言の重要性が分かる事件でした。

 

Fundalia(ファンダリア)

 

 

 前営業日の主な要人発言

 

9日07:45 ブロック豪準備銀行(RBA)総裁
「理事会はインフレ率低下に注力している」
生活費がここ数十年の上昇をはるかに上回るスピードで上昇していることを痛感している
インフレの最近の動向は心強い
「インフレ目標達成にはまだ道半ば」
「経済が中心路線に沿って発展したとしても、インフレ率は4年間目標範囲の外である」
「勇気づけられる兆候もあるが、オーストラリアのインフレ問題は終わっていない」
インフレ率が高止まりし、目標範囲から外れるほど、家計や企業のインフレ期待が高めに調整されるリスクが高まる
「現段階では、理事会はさらなる利上げを否定はしていないが、認めたわけでもない」
「高インフレが続けば経済と国民に多大な犠牲を強いることになるため、理事会は合理的な時間枠でインフレ率を目標に戻すことを確約している」
「一方では必要以上に経済を減速させることなく、他方では高インフレが長期化するリスクを冒すことなく、インフレを目標に戻そうとしている」
「インフレ率を押し下げるために必要なことを行う」
利下げの前にインフレ率が目標バンド内に戻っている必要はない

9日08:53 鈴木財務相
「株価の要因や見通しのコメント控える」
為替の日々の動きにコメント控える
「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移すること重要」
為替市場の動向をしっかり注視
「金融政策の具体的なものは日銀に委ねられるべき」
「日銀には引き続き政府と緊密に連携をはかり、適切に金融政策運営行われること期待」
「市場ニーズ踏まえ国債管理政策行っていく」

9日10:41 植田日銀総裁
将来の経済・物価を前提とすると、マイナス金利解除しても緩和的な金融環境当面続く可能性が高い
「財務の健全性にも留意しつつ、適切な政策運営に努めていく」

9日14:20 カザークス・ラトビア中銀総裁
「インフレは大きく低下した」
「利下げ開始時期に関してはノーコメント」

10日04:25 ローガン米ダラス連銀総裁
労働市場は非常に逼迫しているが、緩みつつある
「インフレに関しては大きな進展があったが、やるべきことはさらにある」
「データを確認するのに時間がかかる」
金利調整の緊急性は見られない」 




※時間は日本時間

 

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