「今週の相場観」の記事形式を変更しました。
現在、書式を模索しながら毎週書いています。手落ちがあるケースもありますが、整うまでもう少しお時間をください。
予想される値動き要因
☑ 日本・BOJ政策金利
☑ 米・PCEデフレータ
☑ ユーロ圏・ECB政策金利
☑ カナダ・BOC政策金利
☑ 米・ブラックアウト(FRB要人の発言禁止期間)
☑ 米決算(今週も金融機関の決算が続く)
☑ 地政学リスクによるインフレ高騰リスク
☑ トランプ氏躍進によるマーケット心理
☑ マネー信用が低下したことによる想定外のリスク
☑ 世界の景気減速(リセッション)リスク
☑ 中国の景気減速、経済危機リスク
☑ 月末レパトリ
☑ ゴトー日(25日)
今週の相場所感
今週は、PCEデフレータや日本や欧州、カナダといった先進国で政策金利が発表されます。またFOMCを来週に控えFRBによる利下げ思惑も影響するでしょう。決算も相場に影響してきます。
日銀は、直近のCPIが強含みだったこと、報道で賃上げを意識させるものが増えたこと。そして岸田政権が揺れていること。これらが円高要因として作用するかも知れません。政治リスクが先鋭化しており、政局悪化が円相場にどう影響するのか整理しておくと良いでしょう。
地政学リスクにも注意が必要です。
紅海でのフーシ派と米軍の戦闘でスエズ運河が使用しにくくなっています。通過予定の船舶の40%以上が喜望峰回りを選択。アジア方面への入荷遅延、保険料増加、運賃増加などを理由にインフレ要因になってきました。金利高止まり要因と認知される可能性がある一方で、紅海が安全になればその逆の影響がでてきます。
先週までのドル/円高騰は未だ止まっていませんが、1つのニュースで逆転もあり得ます。すでにかなり極端な高値ですので、トランジション発生時には急落も想定されます。それが今週かは分かりませんが。
Fundalia(ファンダリア)
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