1月3日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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FXトレードの勝ち筋は「勝率を追うのでなく、優位性を
確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

3日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。終値は前営業日比284.85ドル安の37430.19ドルとなった。バーキン米リッチモンド連銀総裁が「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」と述べ、市場の早期利下げ観測をけん制すると株売りが優勢となった。市場では「昨年末にかけて上昇が継続しただけに、利益確定目的の売りが出た」との声が聞かれた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、同173.73ポイント安の14592.21で取引を終えた。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

3日のニューヨーク原油先物相場は5営業日ぶりに反発。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)2月限の終値は前営業日比2.32ドル高の1バレル=72.70ドルとなった。紅海での治安悪化により複数の海運会社が、紅海での航行停止の継続を発表した。このことで原油在庫の取り崩しが予想され、原油価格は5営業日ぶりで大きく反発して引けた。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

3日のニューヨーク金先物相場は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる2月限は前営業日比30.6ドル安の1トロイオンス=2042.8ドルとなった。
 ドル円、ユーロドルともに12月中旬以来となる
ドル高になったこともあり、ドルで取引される金価格は割高感から反落した。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

3日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は上昇。5時32分時点では13.74と前営業日の清算値13.20から0.54ポイント高い水準で推移している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は143.29円と前営業日NY終値(141.99円)と比べて1円30銭程度のドル高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するバーキン米リッチモンド連銀総裁が「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」と話し、市場の早期利下げ観測をけん制するとドル買いが加速した。200日移動平均線が位置する143.18円を上抜けて一時143.73円まで上値を伸ばした。12月米ISM製造業景況指数が47.4と予想の47.1をやや上回ったことも相場の支援材料
 
1日に石川県能登半島で地震が発生して以降、「日銀が早期に政策を変更することは困難」との見方が広がっていることも円売りを誘った
 なお、11月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が879.0万件と予想の885.0万件を下回ったことを受けて、一時142.82円付近まで伸び悩む場面もあった。

 ユーロドルは4日続落。終値は1.0922ドルと前営業日NY終値(1.0942ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。
米長期金利の上昇をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行。米連邦準備理事会(FRB)がこの日公表した昨年12月12-13日分のFOMC議事要旨で「景気抑制的な政策スタンスを当面維持することが適切との見解で一致」「金利は想定より長くピーク水準で維持される可能性がある」との見解が示されると、一時1.0893ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、米10年債利回りが低下に転じると買い戻しが優勢に。4時30分過ぎには1.0926ドル付近まで下げ渋った。

 ユーロ円は4営業日ぶりに反発。終値は156.50円と前営業日NY終値(155.37円)と比べて1円13銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが優勢になると、一時156.79円と本日高値を付けた。能登半島地震を受けて日銀の政策修正観測が後退する中、円売りが出やすい面もあった。


 

 

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