※ポジションは記事下方にあります
トレードの現状などは、時が進むにつれ内容を修正しながら更新していきます。
トレードの現状
12/28に、ドル/円(Short)をポジションを利益確定しました。
3円30銭抜きの利益確定です。
一時は含み損になりましたが、最終的に大きな利益となりました。下記チャートで16:00頃に140円台になったところで決済しています。Twitter(X)にはリアルでポストしました。
現状の、金融政策や景気などを分析するに、ドル/円が売られるのは当然の流れです。2024年になり一時的に盛り返す時期もあるでしょうが、長期の基本路線は130円割れを目指すでしょう。その流れに沿って利益を得ました。
なかなか優れた投資判断が出来たと思います。
結果からの答え合わせとして、記事下方にある「投資の根拠」などもお読み下さい。
ポジションはこのままで良いでしょう。
年内は増やすことも今はしません。
通貨ペア | ポジション |
取引レート 決済レート |
2023/12/13 ドル/円 |
1,000,000(Short) |
144.20 140.90 |
※トレード公開はファンダメンタル投資の考えを伝えるためにおこなっています
※細かい単位は判りやすくするため、端数を整理してあります
※本記事における1日は朝6時~翌朝6時(日本時間)と変則設定になっています
※ポジション公開記事は、基本的に数時間~1日ほどディレイ(遅らせて)しています
投資の根拠
12/13FOMCは、中立的、タカ派的、ハト派的といういずれの結果もあり得ました。ただ、長期的な視座に立つと、アメリカ金利は必ず下がる状況でもありました。
もし直近の雇用統計、CPIが強かったことで、FOMCがタカ派に動くなら短期的なドル高相場を利用したFXトレードが実現したでしょう。日銀がタカ派に動くまで金利差が動かないため、ある程度のドル高が見込めたからです。
一方、もしFRBがハト派色を強める結果の場合、長期トレンドがドル安であるため、これに沿ったトレードが成立し中長期的なドル売りが成立します(スワップ損は大きくなる覚悟が必要)。
FOMCの結果、想定を超えるハト派姿勢をFRBもパウエルFRB議長もしました。非常に強いハト派姿勢です。これで強い投資の根拠を確保できました。即座にドル売りして構わない程にFOMCの内容は、強烈だったと思います。
2023/12/23
FOMC直前の金利予測
12/23現在、来年3/20FOMCで利下げされる確率が約90%まで膨れています。もちろん、この確率が縮小する事象があればドル高に動く局面もあるでしょう。しかし、経済データを見渡すと今のところ邪魔が入る余地がありません。高い確率が継続すると、ジリジリと円高が進んでいくでしょう。
CMEデータは、向こう3カ月は90%の確率で円高ドル安になると言っている訳です。これに乗ってくる投資家は増えてくるのが一般的な動きです。
詳しくは、「FOMC結果&ドル相場見通し考察」のブログ記事(下記link)をお読みください。この考え方に沿って、トレード実施しています。
非常に面白い内容となっています。
ドル/円相場について
ドル/円に関して、長期的にはドル円となります。マーケットもそう考えていますが、直近に整ったファンダメンタル情報によると、ドル円となりました。思った以上に日銀利上げに難儀するとマーケットは考え、ドル/円は修正されました。それが144.95になった相場です。
12/22PCEコアデフレータの結果は、ドル安を加速せるでしょう。
実際の値動きは機関投資家が戻ってきてから(年明け)かも知れませんが。
Christmasイブから年内は大きな予定もなく有力投資家も居たいため、テクニカルな格闘戦があるだけになるでしょう(事件が無ければですが)。実需筋、アルゴリズム、個人トレーダー、手仕舞い取引が重複して、意味のない値動きに終始しそうです。
ドルサイドの事情
アメリカFRBは、12/13にハト派へ転向しました。これから徐々に利下げが織り込まれ、連れてドルが売られる展開になるでしょう。2024年の相場論点は、これに歯止めをかけるような材料が割り込んでくるか?になるはずです。
円サイドの事情
日銀は、徐々にタカ派へ移行していきます。その流れで日米金利差は縮小していくでしょう。ただ日銀には根強いハト派が大勢で12/19もハト派一辺倒でした。金融政策転換まで、もう少し時間がかかるでしょう。来春あたりが次の山場になりそうです。
記事は以上です。
Fundalia(ファンダリア) 2023/12/30
2023年はありがとうございました。2024年も一層の御贔屓をよろしくお願いいたします。
もし、金融政策や経済指標の動きを分析して為替予測が出来るようになりたいなら、上記のlinkへお進みになってください。貴方がファンダメンタル分析にトライする時期が巡ってきたら、ぜひFundalia(ファンダリア)の手法を思い出してください。お役に立てると思います。