ファンダメンタル分析に精通した個人投資家は僅かです。FX初心者向けの書籍も販売されていません。しかし、経済指標や政策金利を始めとするイベントで、激しい値動きが起こります。
無料&簡潔に学べるともっとうに、知識系の記事を書き進めようと思います。活かしていただけると嬉しいです。
初稿 2023/12/27
2つの必勝法とは何か?
私たちFundalia(ファンダリア)が考える、2つの必勝法は下記図です。
残念ながら、テクニカル分析やそれに起因する確率的トレード手法は、必勝法にはなり得ないと考えています。これら理由についても解説したいと思います。
では、一つ問いましょう。
FXで勝ち残るうえで、最も困難な要因は何でしょうか?
結論から申しますと、
相場を当てること、あるいは相場を当て続けること、タイミングを見極め続けることです。
これが最も困難な作業になるでしょう。多くの個人投資家(トレーダー)の多くは、好んでこの領域でFXトレードをしています。
相場では異常事態が起こる(ブラックスワンが登場する)ことは、しばしば起こりますので「相場を当て続ける前提」で投資家を続けると、いずれかのタイミングで足を踏み外します。険しい山岳の崖路をずっと歩き続けるようなものです。
投資家として成功する目標から逆算すると、
相場を当て続けることを避けて、効果的に利益を得られる方法を編み出すこと。これがFXトレードの勝敗を握っていると言えるでしょう。
紹介した2つの方法は、それに即した方法論です。
なお、蛇足ですが、
なぜ「インデックスによる長期投資」が含まれないのか?という疑問がでてくるではないでしょうか?近年、FIRE戦略としてインデックス投資がブームになっていますが、Fundalia(ファンダリア)の見解として、上記2つと比べて優れた戦略とは言えないとしています。この話題は、また別に講義いたします。
Fundalia(ファンダリア)の投資法
Fundalia(ファンダリア)で推奨する投資は、『金利差取引(キャリートレード)』を中心にしたFXトレードです。(※ここでは裁定取引の解説は割愛させてください)
金利差取引をシンプルに説明すると次のようになります。
たとえば、低金利の日本で利息0.5%の資金を調達します。そしてアメリカで国債(4.0%)という安全な投資をおこなうことで、見かけ上のリスクがゼロになります。乱暴な説明ですが、キャリートレード(金利差取引)の仕組みはこのようになります。
これをFXトレードに応用して、求められる利回りに比して低いリスクのトレードを実践することが可能です。投資参加の条件、出口戦略、意思決定の基準などいくつかの決め事が必要となりますが、レバレッジや大きな金利差を利用できる為、非常に高い利回りを想定することができます。
たとえば、2022年のドル/円相場では取引条件にもよりますが、年50-100%の利回りが実現可能でした。年に1回程度(あるいは数年に一度)、こうした相場を仕留めることで資産構築をハイスピードで進めることができます。
より多くのチャンスをつかむには、己の投資知識・情報力を磨けば良いため、勉強量がそのまま投資成績に反映されやすい特徴もあります。ファンダメンタル投資、ファンダメンタル分析を学ぶと理解できますが、運・不運の要素がかなり減ります(もちろん一定のリスクがあるのは仕方ありません)。
Fundalia(ファンダリア)でいう必勝法とは「リスクとリターンの関係を、不釣り合いにする」ことを指し、それを効果的におこなえ、かつ大きな利回りを望める投資手法と定義できます。
この記事は以上です。
Fundalia(ファンダリア)よりお知らせ
ここからは有償の話となります。無関係と思われる方はスルーなさってください。
経済指標などファンダメンタル情報をトレード情報として扱い、FXをもっと上手くなりたい個人投資家の方、もっと早く知識を習得した個人投資家の方、確率・テクニカルに疑問を持つ個人投資家の方、投資で最重要なのは金利であると気づいている個人投資家の方。
投資ロジック、相場分析術、相場観を把握するコツを、もっと秩序だって学ぶ方法があります。有償ではありますが、他の個人投資家より頭1つ2つ抜け出すことができるでしょう。一般の投資家は、このような知識を持ち合わせていませんので!
こちらより
Fundalia(ファンダリア)
蝦夷守