5月26日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

2023年5月現在、アメリカでは債務上限問題がリスク化しています。国債が発行できない事態になって、アメリカ政府がデフォルトすれば「米国債が紙切れになる可能性」がでてきます。あるいは「アメリカ格下げによる国債急落(金利上昇)の可能性」もあるでしょう。

 

これらはFXトレードにも甚大な影響を与えます。

 

 

 

Fundalia(ファンダリア)
 
 

〔米株式〕

26日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発。終値は前営業日比328.69ドル高の33093.34ドルとなった。米債務上限を巡る協議が進展しているとの期待から買いが先行。この日発表の米経済指標が軒並み予想を上回り、米経済の底堅さが意識されたことも買いを促した。市場では「3連休を前にポジション調整目的の買いが入った」との声も聞かれ、一時400ドル近く上昇した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に続伸し、同277.60ポイント高の12975.69と昨年8月16日以来の高値で取引を終えた。

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

26日のニューヨーク原油先物相場は反発した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で7月限の終値は前営業日比0.84ドル高の1バレル=72.67ドルとなった。来月4日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合で追加減産の可能性をめぐり思惑が交錯し、神経質な動きが続いているが、この日は需給面での需給逼迫で追加減産の可能性が意識され反発して取引を終えた。米株が大幅高となり、投資家のリスク選好志向の高まりも、リスク資産とされる原油の買いを後押した。


〔米金先物(ゴールド市況)〕

26日のニューヨーク金先物相場はほぼ横ばい。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる6月限は前営業日比0.6ドル高の1トロイオンス=1944.3ドルとなった。短縮取引の米債券市場で長期金利が低下し、前日まで4日続落した金は安値拾いの買いは入り、わずかに反発して取引を終えたが、予想比上振れの米4月PCEデータを受けて米金融引き締め長期化思惑が強まり、上値は重かった。

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

26日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。4時35分時点では18.19と前営業日の清算値19.14から0.95ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔米為替市場〕

26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は140.60円と前営業日NY終値(140.06円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。4月米個人消費支出(PCE)やPCEデフレーター、4月米耐久財受注額、5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値など、この日発表の米経済指標が軒並み予想より強い内容だったことが分かると、米金融引き締め長期化観測が高まり円売り・ドル買いが先行した。米国株相場や日経平均先物の上昇を背景にリスク・オンの円売りも出て、3時前に一時140.73円と昨年11月23日以来約半年ぶりの高値を付けた。
 なお、米債務上限を巡る協議が進展しているとの期待からダウ平均は一時400ドル近く上昇した。また、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比600円高の3万1560円まで買われる場面があった。

 ユーロドルは小幅ながら4日続落。終値は1.0723ドルと前営業日NY終値(1.0725ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。4月米PCE物価指数が予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が高まるとユーロ売り・ドル買いが先行。米10年債利回りが3.8566%前後と3月10日以来の高水準を記録したことも相場の重しとなり、一時1.0702ドルと3月20日以来の安値を更新した。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。米債券市場がメモリアルデーの前営業日で短縮取引となる中、米10年債利回りが低下に転じたことが買い戻しを誘った。

 ユーロ円は3日続伸。終値は150.76円と前営業日NY終値(150.20円)と比べて56銭程度のユーロ高水準。欧米株価や日経平均先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢になった。3時前に一時150.93円と2日以来の高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、株高に伴うリスク・オンの円売りが出た。ポンド円は一時173.74円と2016年2月以来7年3カ月ぶりの高値を更新したほか、豪ドル円は91.72円、NZドル円は85.21円、カナダドル円は103.34円、スイスフラン円は155.46円、南アフリカランド円は7.18円まで値を上げた。





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