個人投資家ほどファンダメンタル分析のノウハウが重要と思います。チャート分析(とくに短期トレード)は、ヘッジファンドや投資銀行のディーラーなどと競合してしまうため、勝算が極めて低くなるからです。FXトレードで勝ち抜くには、採算の悪いトレード領域から抜け出すのが正解。必要な投資知識を身に付けるべきです。
相場を変動させると考えられる要因
● 先進国では日本(円)1弱の構図が成立。円安進行が予想される
● 利上げ思惑と景気減速思惑で綱引きする相場観
● FOMCで0.75%利上げ
● ECB(ユーロ圏)は、7月に利上げに踏み切る宣言
● トルコ・エルドアン大統領は更なる利下げを示唆
● 利上げ期待が強まり株式市場には暴落の余地
● 各国中銀はタカ派傾向を強める
● FRBはブラックアウトに突入 FOMCモードへ
● 米雇用統計。結果に注目
● 米PCEデフレータは弱さも見られるが、利上げ思惑の後退にはならず
● 米国の住宅市場は悪化の兆候を強める
● RBNZは利上げを実施 さらに利上げ余地
● 米・小売売上高は強い結果
● 日銀が金融緩和姿勢を改めて打ち出し、金利差拡大による強い円安
● エネルギー、資源価格だけでなく穀物価格もリスク要因に
● 日銀指し値オペ・ショック
● ウクライナへロシア軍が侵攻 (2022/2/24)
FX 相場の見通し/予想
今日は、ポジション調整が中心になるでしょう。米国市場は祭日のため休場です。材料難の月曜日ですが、欧州を中心に要人発言が多く予定されているため、ユーロを中心に値動きになる可能性はあります。深夜にはFRBのブラード・セントルイス連銀総裁の発言があり、注目されます(FOMC後最初の発言になるため)。
相場観は、主要中銀の金融政策が一通り出揃い、日銀(BOJ)の金融政策だけハト派、他中銀はタカ派と割れました。ゆえに、全体の相場観は「円一弱」が成立します。ドル/円、クロス円が総じて上げる展開になりやすいので、円売りに旨味がありそうです。スイッチが入れば一気に上げそうです!
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