5月10日 ニューヨーク市場 pickup  | ファンダメンタルなアウトローのFX

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〔米株式〕

10日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。終値は前営業日比84.96ドル安の32160.74ドルと昨年3月9日以来約1年2カ月ぶりの安値となった。米長期金利の低下で高PER(株価収益率)のハイテク株が買われると、指数は一時500ドル超上げたもののその後失速した。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めを警戒した売りは根強く、350ドル超下げる場面があった。ただ、そのあとは再び上昇に転じるなど、終日不安定な値動きだった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、同114.42ポイント高の11737.67で取引を終えた。前日に約1年半ぶりの安値を更新したあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。米長期金利の低下も相場を下支えした。

 

 

〔米長期金利〕

 【国債の基礎知識】

債券(国債)買いが入ると、長期金利は低下する。債券価格と長期金利は反相関している。なお、文面での売り買いは債券について述べている。文面は、長期金利ではなく債券価格の解説となっている。

 

 

〔米原油先物〕

10日のニューヨーク原油先物相場は続落した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で6月限の終値は前営業日比3.33ドル安の1バレル=99.76ドルとなった。
 中国のコロナ対策による景気減速懸念が根強く、エネルギー需要の鈍化観測が高まっていることが、引き続き原油の上値を圧迫する要因と意識されている。また、欧州連合(EU)のロシア産原油禁輸方針に対し、ロシア産原油に依存度の高いハンガリーなど東欧諸国が反対姿勢を示していることも売りを強めた。



〔米金先物〕

10日のニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる6月限は前営業日比17.6ドル安の1トロイオンス=1841.0ドルとなった。前日の終値水準で動意が鈍かったが、為替市場で全般ドルが底堅い動きとなるとドル建ての金に割高感も意識され、徐々に売りに押された。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

10日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。4時31分時点では33.11と前営業日の清算値34.75から1.64ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔米為替市場〕

10日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.0529ドルと前営業日NY終値(1.0561ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。NY序盤に一時1.0575ドル付近まで買い戻される場面もあったが、アジア時間に付けた日通し高値1.0585ドルが目先レジスタンスとして働くと失速。独長期金利が大幅に低下したことも相場の重しとなり、一時1.0526ドルと日通し安値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するメスター米クリーブランド連銀総裁が「0.75%の利上げの可能性を永遠に排除することはない」と述べたこともユーロ売り・ドル買いを誘った。
 なお、ナーゲル独連銀総裁は「欧州中央銀行(ECB)の7月利上げ開始を支持する」「ECBは6月末に資産購入プログラム(APP)を終了する必要」「遅すぎる行動のリスクは著しく増加」などと述べたが、同総裁はかねてより金融引き締めに積極的な姿勢を示しているだけに相場の反応は限られた。

 ドル円は反発。終値は130.45円と前営業日NY終値(130.29円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。20時30分過ぎに129.87円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値129.80円を前に買い戻しが入ると130.46円付近まで切り返した。欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル買いが進んだ影響を受けたほか、メスター米クリーブランド連銀総裁が0.75%の利上げの可能性に含みを持たせたことが相場を下支えした。
 もっとも、NY時間に限れば大きな方向感は見られなかった。市場では「明日発表の4月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたい」との声が聞かれた。

 ユーロ円は続落。終値は137.34円と前営業日NY終値(137.59円)と比べて25銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て、24時前に一時137.04円と日通し安値を付けたものの、そのあとは137円台前半で値動きが鈍った。


 

 

 pickup(ピックアップ)情報の活用法

 

2021年3月より、米市場のpickup情報を毎日載せるようになりました。この情報の利用法について、簡単に振れたいと思います。主なり方法は2つあります。

 

❶ 値動きの理由を把握できる ※当面マーカーを引きません

記事では色付けされた部分があります。これは値動きした理由・背景になるものです。どういう理由で、相場がどう動いたのか?これは日々の相場から学ぶのが一番手っ取り早いでしょう。ですから、日々の相場から値動きの癖や修正を見つけます。本記事のような短評は、相場観全てを把握できない一方、本当に重要だった事柄がUPされます。これを把握できるだけで、投資力は格段に上昇します。

 

❷ 本当に役立つのは後日である

この情報は、翌日に読んでもあまり感銘を受けません。しかし、後日(1か月後かも知れないし、数年後かも知れない)読むと、非常に大きな価値を生みます。

 

2016/4/28 NZ/円チャート

 

数年前のチャートです。昼時にNZドルが暴落しました。何故でしょうか?

何年か経って記憶が薄れても、こうした情報から相場を学ぶことができます。それは投資家としてとても有益な情報になるでしょう。

 

pickup情報は、このように活用していただければと思います。

相場とは、『何があって、どう動いた』の連続ですから!