〖背景&結果〗
ユーロ圏も徐々に利上げを意識しつつある状況にあります。一方でオミクロン株の拡大が続いても居ます。そうした中での発表となりました。
結果はほぼ予想通りと言えるでしょう。前年比は前回値を上回っています。ただし前期比が前回値を大幅に下回り、モメンタム(勢い)は失われています。発表後、ユーロはやや売られています。
〖ユーロ相場への影響〗
ややユーロ売りに反応しそうなデータでした。ECBが利上げに向け、積極的になりにくいデータであるためハト派色が強いECBが前向きに考える材料とはならないでしょう。今週のECB政策金利では、ハト派の動きをフォローしそうです。