新型コロナウイルス感染症を巡るパンデミック(世界的大流行)後の世界経済回復期待が広がる中で、ヘッジファンドによる円安を見込む動きが加速している。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、投機筋によるネットポジションはわずかこの1カ月余りで買い越しから約2年ぶり規模の売り越しに転じた。先週は円安がさらに進み、対ドルで110円台まで下落したが、こうしたポジションの反転ペースの速さも一因だ。
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この流れが本当なら、私はヘッジファンドの行動に先んじて、あるいは同時期に同じ判断ができたことになります。投資判断に至る理由についても、明確なものを持っているので、これから将来にわたって投資で生きていくため、良い経験を積ませてもらいました。
投資判断の早さを測るスケールとして、
[スケール❶] まず、自分自身で相場観を導き出す能力
[スケール❷] 比較的情報が遅い日本の新聞が記事にするより早く気づける能力
[スケール❸] ロイターやブルームバーグが記事にするより早く気づける能力
[スケール❹] ヘッジファンドや先進的な投資家たちと同時期に気づける能力
になると思います。
最終的な目標はヘッジファンドなどに勝てるようになることではなく、互角の判断力をもつことです。個人投資家は情報の質量・得られる早さで勝てません。ゆえに、近づくことができれば良いのです。追い越すことは、予測力ではなく予知能力を磨く必要がでてくるため、投資とは別ジャンルの能力が必須になるでしょう。
スケール❸以上に達すれば、たいていの投資家には負けることはありません。ゆえにスケール❹の感覚に触れることができた事は、本当に良かったと思っています。
上記引用のブルームバーグ記事は2021/4/5のものです。
しかし、多分ヘッジファンドと同等の判断が出来ているだろうという感覚は、2月頃から持っていました。このブルームバーグ記事は、たまたま私が最近思っていたことを記事にしてくれたので、持ち出してみました。
投資判断の早さ(スケール)によって、投資方法もまた異なったものになります。気づけぬ者と気づける者が同じ方法を用いるという事はあり得ません。
ロイターやブルームバーグの記事を見て、「今ごろ…(笑)」と思えるようになれば、投資家としてかなりの水準にいると思います。