経済対策が纏まったのは相場要因になるだろう
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1.FX 今週の主な予定/経済指標
2.FX 今週の相場予測&見通し
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FX 今週の主な予定/経済指標
※予定は変更される場合があります
8日(月)
日本貿易収支(1月)
ベイリー英中銀総裁、講演
9日(火)
メキシコ消費者物価指数(2月)
OECD経済見通し
10日(水)
中国消費者物価指数(2月)
中国生産者物価指数(2月)
トルコ失業率(12月)
米消費者物価指数(2月)
カナダBOC政策金利
11日(木)
ECB政策金利、ラガルドECB総裁 記者会見
米求人件数(1月)
12日(金)
米生産者物価指数(2月)
カナダ雇用統計(2月)
ミシガン大消費者信頼感・速報(3月)
14日(日)
米国、夏時間へ移行
FX 今週の相場予測&見通し
今週は、米・経済対策可決などの影響を受けるでしょう。
バイデン政権による1.9兆㌦もの経済対策が上院を抜けました。多少、削られた内容があるものの、1400㌦の給付金を始め、力強い経済対策がおこなわれます。懸案材料がようやく解決しました。これを受けて、リスク選好と言いたいところですが、材料出尽くしによる利益確定も多くみられるでしょう。今後、バブル景気が強まる可能性は強まりました。FXでは、マネーが動くイベントが発生すると、値動きしやすくなります。
相場観は、調整局面になる可能性があります。
経済対策の成立は、1つの相場が終わることを意味します。いったん調整が入る事を考えるべきでしょう。とはいえ、次の相場がマーケットへの資金流入となれば、早々にリスク選好へ傾きます。このあたりを見極めることが、今週の論点になりそうです。FRBは低金利継続をコミットし、米指標は強く、経済対策がまとまった。米国はビハインド・ザ・カーブへ舵を切ったことになります。
ファンダメンタル的に、中期でドルは買われやすくなるでしょう。長期金利、株価も含め観察する必要があります。
ファンダメンタル情報は、ECB政策金利、BOC政策金利、米・消費者物価指数、中国・消費者物価指数など重要なものがありますが、全体的に材料が少なめです。FRBはブラックアウト期間に入りましたので、その意味でドル相場は値動きが小さくなります。FOMCモードに入っていることも忘れてはなりません。