[FX] 今週の予定&相場観 2021年3月8日からの週  | ファンダメンタルなアウトローのFX

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確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
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個人がFXで勝てる時代が到来です!

 

ECBはどんな動きを見せるのか?

経済対策が纏まったのは相場要因になるだろう

 

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1.FX 今週の主な予定/経済指標

2.FX 今週の相場予測&見通し

 

 

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 FX 今週の主な予定/経済指標

※予定は変更される場合があります


8日(月)

日本貿易収支(1月)
ベイリー英中銀総裁、講演

9日(火)

メキシコ消費者物価指数(2月)
OECD経済見通し

10日(水)
中国消費者物価指数(2月)
中国生産者物価指数(2月)

トルコ失業率(12月)
米消費者物価指数(2月)

カナダBOC政策金利

11日(木)
ECB政策金利、ラガルドECB総裁 記者会見
米求人件数(1月)

12日(金)

米生産者物価指数(2月)

カナダ雇用統計(2月)

ミシガン大消費者信頼感・速報(3月)

14日(日)
米国、夏時間へ移行

 

 

 

 FX 今週の相場予測&見通し


今週は、米・経済対策可決などの影響を受けるでしょう。

バイデン政権による1.9兆㌦もの経済対策が上院を抜けました。多少、削られた内容があるものの、1400㌦の給付金を始め、力強い経済対策がおこなわれます。懸案材料がようやく解決しました。これを受けて、リスク選好と言いたいところですが、材料出尽くしによる利益確定も多くみられるでしょう。今後、バブル景気が強まる可能性は強まりました。FXでは、マネーが動くイベントが発生すると、値動きしやすくなります。

 

相場観は、調整局面になる可能性があります。

経済対策の成立は、1つの相場が終わることを意味します。いったん調整が入る事を考えるべきでしょう。とはいえ、次の相場がマーケットへの資金流入となれば、早々にリスク選好へ傾きます。このあたりを見極めることが、今週の論点になりそうです。FRBは低金利継続をコミットし、米指標は強く、経済対策がまとまった。米国はビハインド・ザ・カーブへ舵を切ったことになります。

ファンダメンタル的に、中期でドルは買われやすくなるでしょう。長期金利、株価も含め観察する必要があります。

 

ファンダメンタル情報は、ECB政策金利、BOC政策金利、米・消費者物価指数、中国・消費者物価指数など重要なものがありますが、全体的に材料が少なめです。FRBはブラックアウト期間に入りましたので、その意味でドル相場は値動きが小さくなります。FOMCモードに入っていることも忘れてはなりません。