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1.FX 今週の相場観・見通し
2.FXに関係する米国市場(pickup)
3.FX・為替 値動き要因/ファンダメンタル変化
4.FX 本日の主な予定/経済指標
FX 今週の相場観・見通し
(10月19日更新)
週間のスケジュールを良く把握してトレードしましょう。相場を見通すうえで週間スケジュールは重要な論点になります。全体を俯瞰できければFXは勝てません!
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FXに関係する米国市場(pickup)
〔米株式〕
23日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。終値は前営業日比28.09ドル安の28335.57ドルとなった。新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展期待などを背景に買いが入ったものの、米追加経済対策を巡る与野党協議への不透明感から売りが出ると下げに転じた。インテルが前日発表した四半期決算を受けて、アナリストによる目標株価の引き下げが相次ぐと同社株が10%超急落。相場全体の重しとなった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同42.28ポイント高の11548.28で取引を終えた。
FX・為替 値動き要因/ファンダメンタル変化
〔ファンダメンタル修正要因〕
● 米企業決算は26日からの週が山場
● 英国とEUは10月までブレグジット交渉を延長
● トランプ大統領とペロシ下院議長で法案妥結の見通しが強まる
● 米共和党(与党)が5000億㌦程度の経済対策を上院採決を検討
● トランプ大統領 所得税減税にも示唆
● バイデン候補は支持率で12%ほどリード
● ECBは弱いインフレ率の長期化を示唆
● RBNZ(NZ)は利下げへ強い示唆 来月利下げの公算強まる
● 豪RBAが利下げを示唆 来月0.10%への利下げ公算強まる
● ラガルドECB総裁とレーンECB専務理事で意見対立か?
● 新型コロナウイルス追加対策法案の動向
● 日本で財政出動の動きが発生 数兆円規模の可能性も
● スペイン、ドイツ、英国でもロックダウン導入の可能性
● 米でバレット最高裁判事をトランプ大統領が指名
● 大手金融機関による巨額マネーロンダリング問題(フィンセン文書)
● 欧州でロックダウン再導入の動き
● ECBはユーロ高を意識しはじめる
● 間もなく米国で最初のワクチン認可が下りる可能性高まる
● 日本は政権交代に伴う相場混乱に警戒
● WTOの米国批判とトランプ大統領の反応
● 英国が国内市場法案を提出 不透明感が広がる
● 米株サービス”ロビンフット訴訟問題”
● 新型コロナウイルスのワクチン認可が早まると報道
● 世界で感染者増加が続く
● 米中対立 報復合戦の様相
本日は、ポジション調整的な値動きになるでしょう。
今週は、非常に多くのファンダメンタル情報がでてきます。それを踏まえ、ポジション調整のうえで材料待ちする投資家が増えるでしょう。また、月末レパトリも発生します。しかし、その中で大統領選、米景気対策協議、欧州ブレグジット協議など政治的な動き、さらに企業決算なども値動きに影響するでしょう。
ポジション調整がされつつも、こうした材料が入ってくれば情報に応じて値動きする展開が予想されます。ファンダメンタル材料には素直な為替相場になるでしょう。レパトリへの注意は必要ですが、FXトレードはやり易い1日になりそうです。
FX 本日の主な予定/経済指標
<国内>
○08:50 9月企業向けサービス価格指数(予想:前年比1.0%)
○14:00 8月景気動向指数改定値
<海外>
○18:00 10月独Ifo企業景況感指数(予想:93.0)
○19:00 デコス・スペイン中銀総裁、講演
○23:00 9月米新築住宅販売件数(予想:前月比1.3%/102.5万件)
○香港(重陽節の翌日)、ニュージーランド(労働者の日)、休場
○欧州は25日から冬時間に移行済み
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。