[FX]今週の相場観・見通し 2020年10月26日からの週 | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

 

10/23時点の選挙情勢

 

「FX相場の見解」は、下部に掲載しています。

 

 

【今週の主な予定/経済指標】

25日(日)
欧州は夏時間終了、冬時間に移行へ

26日(月)
ドイツIFO景況感指数(10月)

米新築住宅販売件数(9月)
香港市場は重陽節祝日のため休場

中国第19期中央委員会第5回総会(5中総会、29日まで)

27日(火)
韓国GDP速報値(第3四半期)
中国工業利益(9月)

トルコ中銀インフレリポート

米耐久財受注(9月)
米CB消費者信頼感指数(10月)
米ケースシラー住宅価格(8月)


28日(水)

豪消費者物価指数(第3四半期)

カナダ中銀政策金利
ダラス連銀総裁、パネル討論会参加
アルファベット、フェイスブック、ツイッターのCEO 上院委員会で証言

29日(木)
日銀会合、黒田日銀総裁の会見、展望リポート公表
ECB政策金利、ラガルドECB総裁の会見

米GDP速報値(第3四半期)

30日(金)
日本雇用統計(9月)
香港GDP速報値(第3四半期)

ユーロ圏失業率(9月)
フランスGDP速報値(第3四半期)
ドイツGDP速報値(第3四半期)
イタリアGDP速報値(第3四半期)
スペインGDP速報値(第3四半期)
ユーロ圏GDP速報値(第3四半期)
メキシコGDP速報値(第3四半期)
米個人所得支出、PCEコアデフレータ(9月)


31日(土)
中国製造業PMI・非製造業PMI・コンポジットPMI(10月)

1日(日)
米国は夏時間終了、冬時間に移行へ

 

 

【FX相場の見解】
 

今週は、ファンダメンタル情報&政局的な値動きとなるでしょう。

今週は重要なイベントが多く並んでいます。カナダ、日本、ユーロ圏で政策金利の発表、先進国の多くでGDP統計の発表があり、豪州では消費者物価指数(CPI)の発表もあります。豪CPIは来月の利下げ思惑へ影響するので豪ドルを値動きさせるでしょう。米国からもPCEコアデフレータ、CB消費者信頼感指数、ケースシラー住宅価格指数など重要データが勢揃いです。

 

これらに、新型コロナウイルスの感染状況&ワクチン開発状況、米新型コロナウイルス経済対策の協議、欧州ブレグジット交渉の協議、大統領選挙の動向が加わります。大統領選挙の動向は上記図を参考にして欲しいのですが、大票田のテキサス州、フロリダ州あたりはトランプ大統領が獲る可能性があり、大逆転の可能性が捨てきれません

そしてさらに、決算が加わってきます。今週の米企業決算は最大の山場となり、29日のGAFA決算など多数の発表が予定されています。

 

相場観は、経済データや協議の状況、ワクチン開発の可否、決算状況(業績見通しも含む)、選挙情勢の変化(トランプ巻き返し)など不透明要因が数多くあります。FXトレードは状況の変化による、対応力が求められるでしょう。材料によりファンダメンタルが変化し、為替相場は変化に応じて修正されていきます。

FXトレードの難易度は高いですが、動きを捕捉できれば大きな利益を残せるでしょう。FXの醍醐味を十分味わえる、面白い1週間になると予想します。

 

 

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