FXで、為替相場を大きく動かす要因に要人発言があります。要人発言は、為替相場にトレンドを生み出すとき、出発点になることがしばしば見られるからです。そのため、要人発言を注意深く観察することは、長期的な相場を早期に発見するのに役立つでしょう。マクロ経済で値動きするFXで、とても重要な情報源となります。
将来、必ずFRBは利上げするときが来ます。実際に利上げする1年以上前から、FRBは利上げの兆しを放つでしょう。最初は弱々しく信頼できませんが、少しずつニュアンス強まります。こうした兆候を理解することで、相場観を把握する。FXで大きな相場をつかむため必須のスキルとなります。
5日15:42 黒田日銀総裁
「日本経済、引き続き厳しいが持ち直しつつある」
「日本経済、先行き改善ペースは緩やかにとどまる」
「経済・物価見通しは、先行き不確実性高く、下振れリスクが大きい」
「3月以降の金融緩和の強化が効果を発揮している」
「引き続き現在の緩和措置をしっかり実施していく」
「必要あれば躊躇なく追加緩和」
「日本の金融システムは、全体として安定性を維持している」
5日20:11 トランプ米大統領
「もしあなたが景気回復を阻害する増税を望むなら、民主党に投票しなさい」
6日03:40
「ウォルター・リード・メディカルセンターを本日18時30分に退院する」
5日20:48 スナク英財務相
「クリスマスを平穏に過ごせると約束できない」
5日21:13 ワイトマン独連銀総裁
「ドイツの第3四半期の景気回復は力強いものになる見込み」
「潤沢な流動性供給と低金利は重要」
5日22:21 英首相報道官
「漁業権について欧州連合(EU)がより現実主義となることを望む」
「15日までに合意するには協議をできるだけ速く進める必要」
5日22:30 ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「リスクは下方向」
「追加刺激策へ投票する準備は出来ている」
「英中銀はインフレターゲットに焦点をあてる」
5日23:45 エバンズ米シカゴ連銀総裁
「経済は回復しているものの、まだ道のりは長い」
「当面の間2%以上のインフレを目指す」
「失業率は2023年に4%に達すると予想」
「FRBは利用可能な全ての手段を講じる」
6日00:09 アルトマイヤー独経済相
「コロナ対策、経済の再ロックダウンは実施しない」
「現時点での増税はパンデミックからの回復を妨げる」
6日04:20 トランプ米大統領担当医
「退院に十分と診断した」
「まだ完全に安心できる状況ではない可能性もある」
※時間は日本時間