円相場に「政局要因」という新たなファンダメンタル材料が加わりました | ファンダメンタルなアウトローのFX

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菅義偉・自民党新総裁が誕生しました。

総裁選の結果は既定路線とはいえ、これで政局は新たな段階を迎えます。官房長官として傑出した方でありますが、それが総理大臣としての資質とは限りません。その辺の評価次第で政局は変わっていくでしょう。

 

FXで為替予測をするとき、それは円安にも円高になり得ます。基本的に、期待以上なら円安として機能するでしょう。

 

当面、日本の政治は米大統領選挙の結果を踏まえた日米関係構築(米国も変わるかも知れない)が1つ、来年度の予算編成、そしてあと13か月に迫った衆議院の任期切れ対応(選挙)となります。

 

 

スキャンダルなどあったものの、歴史上類を見ない安定政権が無くなったのは大きな変化です。2006年の第1次安倍政権から6年で首相が6人替わりました。あの時、政治は何も決められない状況が続いていたのです。

 

もし今度、あの状況に戻れば日本経済は大変なこととなります。

もし失態があれば日本発ソブリン危機というバッドエンド・シナリオも想定しなければなりません。

 

FXに日本の政局要因という新しい材料が加わりました。