8月17日(木曜) 本日の相場見通し~米利上げについて再考させられたマーケット | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

 

 

【参考情報・記事】
今週の相場&論点
見通しを立てて、圧倒的優位にトレードする
米2年国債・利回り
米10年国債・利回り
日10年国債・利回り
原油価格(WTI)チャート
為替チャート
フォンテラGDT価格指数 (フォンテラ社のHPへ移動します)

 

今日の相場観&見どころ

おはようございます、蝦夷守です。
昨夜は悲惨な相場でした。値動きこそ70銭ほどですが、トランプ政権の政策フォーラム解散で揺れて、FOMC議事録はハト派文言が並んでいて、ドル買いが収縮しました。ようやく正規の値動きになるかと思っていたのですが。112円を目指すどころか、110円割れ直前まで下落しました。トランプ大統領のよってドルに重石がのった状態が去年から続いています。12月の利上げについても、もう一回考え直さなければなりません。

 

今日は地味に重要なファンダメンタル情報が並んでいます。豪・雇用統計、米・新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数あたりが値を動かして来そうです。とくに新規失業保険申請件数は12日を含むため、来月発表の雇用統計の調査時期が重なりますので注目です。ファンダメンタル的に観察できる情報が多くあります。

 

<国内>
○08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○08:50  7月貿易統計(通関ベース、季節調整前、予想:3271億円の黒字)

<海外>
○07:45  4-6月期ニュージーランド(NZ)卸売物価指数(PPI)
○10:30  7月豪雇用統計(季節調整前、予想:失業率5.6%/新規雇用者数2万人)
○17:30  7月英小売売上高指数(自動車燃料含む、予想:前月比0.2%/前年比1.4%)
○18:00  6月ユーロ圏貿易収支(季節調整前、予想:250億ユーロの黒字)
○18:00  7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値(予想:前年比1.3%)
○20:30  欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月20日分)
○21:30  6月カナダ製造業出荷(予想:前月比▲1.0%)
○21:30  前週分の米新規失業保険申請件数(予想:24万件)
○21:30  8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:18.0)
○22:15  7月米鉱工業生産指数(予想:前月比0.3%)
設備稼働率(予想:76.7%)
○23:00  7月米景気先行指標総合指数(予想:前月比0.3%)
○18日02:00  カプラン米ダラス連銀総裁、講演
○北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第1回会合(ワシントン、20日まで)

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス