■今週の相場観  よく確認しましょう

 

今週はお盆休みを終えて日本は平日に戻ります。欧州投資家の夏季休暇はもう少し続きますが厚みは戻りはじめるでしょう。米朝の罵声応酬によりマーケット心理は冷却され、持ち直し気味のドル/円も沈みました。トランプリスクのお蔭で一向にドルが持ち上がれません!

 

ファンダメンタル情報はGDP(日本・ドイツ)、米・小売売上高、英CPI、豪・雇用統計、米・新規失業保険申請件数、住宅建設許可件数、FOMC議事録など重要なものが多く出てきます。ファンダメンタル情報が前週より増える事で注目が集まるでしょう。為替相場も変化に応じた値動きが戻ってきます。そして、そろそろ24日からのジャクソンホール・シンポジウムや9月FOMCの動きが意識されるようになります。要人発言も含め、厳重な観察が必要です。

 

記事はまた別個に書く予定ですが、上記図は米・失業率推移(2014年~今月発表分)です。よく見て頂ければわかる通り、失業率は順調に改善を継続を続け、米ファンダメンタルの良さが確認できます。失業率という経済指標はファンダメンタルを程よく表現できる便利な経済指標。現状のドル売りがファンダメンタルから乖離した理不尽な相場である可能性があります。この辺を考え合わせると、決してドル売りが正しい相場ではありません。

とはいえ、投機筋のヘッジファンドやAIプログラムはもう少しドル売りを繰り返すかしそうです。過剰に売り尽くしてから反転させる傾向がある為です。押し引きの間合いを測る週になりそうです。FOMCまであと1カ月。バランスシート縮小が意識されれば一気にドル買いというシナリオも考えられます

 

14日(月)
NZ小売売上高(第2四半期)

日本GDP速報値(第2四半期)
中国小売売上高(7月)
中国鉱工業生産(7月)


15日(火)
独GDP速報値(第2四半期)
英小売物価指数(7月)
英消費者物価指数(7月)
英生産者物価指数(7月)
米小売売上高(7月)
米NY連銀製造業景況指数(8月)


16日(水)
米住宅着工件数(7月)

米住宅建設許可件数(7月)
米週間原油在庫統計
米FOMC議事録(7月25-26日分)


17日(木)
NZ生産者物価指数(第2四半期)

日本通関ベース貿易収支(7月)
豪雇用統計(7月)

ECB議事録
米鉱工業生産(7月)
米景気先行指数(7月)

米新規失業保険申請件数(12日までの週)
ダラス連銀総裁、講演

18日(金)

米ミシガン大学消費者信頼感指数 速報
ダラス連銀総裁、講演