思った事。 | 家族がガンと言われたら

家族がガンと言われたら

母が膵臓ガンになりました。
2018年4月6日、旅立ち。

嘆き悲しむより1日を丁寧に生きる事を教わりました。

元旦那の親友が亡くなった。

もう関係無い様だけれど

あの頃は毎年、忘年会と言う名の年越しをみんなで過ごし奥さん子供全部仲間で

遊んでいた。

奥さんチームは居酒屋やった時も母が亡くなった時も来てくれた。


ずっと体調悪かったのを市販薬で誤魔化し

1ヶ月前に胃がんがあちこち転移して二、三ヶ月と余命宣告されたらしい。

息子と通夜に行った。久々に会う友が


あんなに痩せちゃって。なんで健康診断行かなかったのか。早く病院行ってたら。


それを聞いた時に違うと思った。

その言葉って残された奥さん、子供を責める言葉だよ。何故病院行かせなかった的な言葉。

それは私が母の通夜葬儀で言われた


可哀想に、こんなに痩せちゃって。


その言葉って辛かった。確かに久々に会う人はデブな母しか知らないけれど

三年会って無いから言う話で

その間の頑張って生きた三年を否定している様に聞こえた。


彼は分かって病院行かなかった気がする。人一倍感性が強くて静かに微笑む人だから

もしかして病院行って知ってたのかも知れない。

やるせない感情で言ってしまう一言が遺族を傷つける。

1人背負ってカッコ良かった。

そう言われる方が彼も望んでいる気がする。