何事もない幸せ。 | 家族がガンと言われたら

家族がガンと言われたら

母が膵臓ガンになりました。
2018年4月6日、旅立ち。

嘆き悲しむより1日を丁寧に生きる事を教わりました。

何事もない、そんな日は通常ないと思います。
大きな出来事がないから

あー、何事もなく終わる、終わりそうな日を
良かったと過ごせる事は
何よりだと思います。

最近、何事も無くなんて日がなくて
少し前の穏やかな晩酌なんて書いてる自分が羨ましく思えたりもします。
見ないフリが出来ない事で逆に噴火させてしまったのかとか色々落ち込む事も多い中

ある方が呟いていた イメージで言葉を借りると

本当に良い人だけが残り、その周囲も良い人。

まさしくその通りで
さりげなくLINEくれたり
今、私こそ気遣わなければ行けない友に
気遣われ

人の優しさを痛感しています。
大きな問題は私自身さえいつ解決出来るのかと
モヤモヤしてる中。

お声掛けされても集中力が散漫になり
まともな返事も出来ないのに
さりげなく寄り添ってくれる友を心からありがたいと思っています。


私はキャンサープレゼントと言う言葉は患者以外は使っては行けない言葉だと思っていましたが

母は居なくなってしまったけれど
ブログ、患者会で知り合い親しくしてくれる友は
母のおかげ。
沢山の人と会っても本当に仲良くなれる人は
わずかです。

現状は厳しくても
そんな友がそっと寄り添ってくれる。
ありがたく、そして
幸せだと思えます。

みんなありがとう。
問題の中身より私の事を心配してくれる人がいるって事だけで
ありがたく、ありがたく思っています。

心から心配してくれている事、伝わってきて
申し訳ない様な気持ちとその気持ちの何倍も
ありがたい気持ちで
厳しい問題も冷静にやるべき事をこなします。

今の問題が落ち着いたら
パーッと笑いたい。