リントンズの紅茶 | First Chance to See...

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 ここ2、3年、都内の百貨店の催事場で「英国展」が開かれるたび、足を運んで紅茶を買っていた。自宅で飲む紅茶にはちょっとだけ贅沢を許していて、現地との価格差には目をつぶりフォートナム・アンド・メイソンやデンメアを買ったりすることもあるけれど、「英国展」ではそういった高級ブランドとは別の、イギリスではどこのスーパーマーケットでも売っているような商品だけど日本では滅多に見かけない類の紅茶がたくさん出品されている。とりわけ、庶民の味方なティーバッグをまとめ買いするにはもってこいだ。

 

 が、しかし。3月下旬に予定されていた新宿高島屋での「英国展」は、新型コロナウイルス感染予防のため中止になってしまった。そして今や、百貨店そのものが休館を余儀なくされている有様。この先、たとえ百貨店が再び開店できるようになったとしても、混雑必至の催事イベントは向こう当分自粛だろう。

 

 というわけで、以前どこかの「英国展」で見つけて買って気に入っていた、リントンズの紅茶をオンラインで注文することに。きっちり濃いけれどクセがなく、いかにもイギリスの日常生活の紅茶、って感じで、パソコン作業の合間とかにマグカップで飲むには最適なのだ。普段は余計な宅配を増やしたくない一心でオンライン購入は避けているけれど、この紅茶に関してはもともと日本国内では店舗で販売していないんだから仕方ない。仕方ないったら仕方ない!

 

 で、届いたのがこちら。

 

 

 一人暮らしだってのに、まんまと「7500円以上お買い上げで送料無料」につられてまとめ買いする。

 

 イギリス本国のサイトではリーフティーも販売されているが、日本の代理店で取り扱っているのはティーバッグのみ。味は以前「英国展」で買って飲んで体験済みだから「やっぱり美味しい、間違いない」だけど、(合計7500円以上を狙ってつい買った)リントンズのジンジャービスケットは今回が初めてで、うむ、食べてみたらジンジャーがキツめ、甘さがキツめ、1枚でも十分ボリューミーでとても美味しい——おおっと、うっかり本国のサイトで売っている金額が目に入ったじゃないか、見なかったフリ見なかったフリ!