ロンドン・オリンピック開会式 with ツイッター | First Chance to See...

First Chance to See...

エコ生活、まずは最初の一歩から。

 ロンドン・オリンピックの開会式をリアルタイムで観るために、今朝は午前4時20分に携帯の目覚ましをセットした。

 で、どうにか起きて顔を洗ったものの、眠くてロクに目も開けていられない。が、iPhoneでツイッターのTLをチェックした瞬間、一気に覚醒。え、イギリスで放送された開会式開始前の特番のオープニングに、ベネディクト・カンバーバッチが出てた!? しかも、親切な誰かさんが早くもYouTubeにアップしてくれてるって!?

 その映像が、こちら 。いやはや、こんなの観たら午前4時半でもテンション上がるって。

 そうこうするうちに、いよいよ開会式本番。演出がダニー・ボイル、と知ってから、今日までずっと楽しみにしてたけど、その期待を裏切らない素晴らしいショーでありました。印象的だった箇所を簡単に箇条書きすると、

・オープニングのホビット村、じゃなかった、中世のイギリスの農村がステキ。本物の馬やガチョウもいるってのがステキ。出演者がみんなちゃんと小芝居してるのも楽しい。

・サー・ケネス・ブラナー登場&『テンペスト』朗読。刑事ヴァランダーをやってる時と比べて、何だかちょっと若く見える? 気のせい??

・鉄を溶かしてリングを作る。オープニングがオープニングだっただけに、あの「リング」としか思えん。

・007登場&女王陛下をエスコート。これだけでも、「すごいなあ、よく実現したなあ」と感心したけど、よもやまさかパラシュート背負ってヘリからダイブさせるとは!! 

・J・K・ローリング、『ピーター・パン』朗読。大きな声では言えないが、NHKのアナウンサーに指摘されるまで、あの女性がJ・K・ローリングだとは気付かなかった……。

・サイモン・ラトル指揮で「炎のランナーのテーマ」。これが日本ならここはまさに「感動」という名の「泣かせどころ」なのに、そこに敢えてローワン・アトキンソンを投入する! そして、「感動」どころか、オリンピックのフェアプレイ精神までぶちこわす! 素晴らしい!!

・イギリスのロック・ミュージックのメドレー。音楽全般に無知すぎて、「えーーーと、聞いたことあるけど、何の曲だっけ?」の連続なのが悲しい。『トレインスポッティング』で使用された曲さえも、同じタイミングで『トレインスポッティング』の映像が流れたからピンと来たって有様だったしな。とほほほほ。

・聖火台のアイディアはホントに良かった。結局、10代目ドクターも11代目ドクターも出なかったのは多少残念だけど、でもあの聖火台は秀逸なので文句はない。それに、冷静に考えれば、あれはオリンピックでやるには内輪ネタすぎるし。多分。

 といった感想を、ツイッター上にリアルタイムで書き込めれば良かったんだが、私の場合、iPhoneでの入力が遅すぎて、もたもたしているうちに何度も書き込むタイミングを逃す。でも、いろいろな人が感想やコメントやリツイートを流してくれて、それを随時チェックするだけでも凄く楽しかった。まんまと聞き逃したターディスの着陸音も、すかさず教えてもらえたしね。うん、無理にでも午前4時半に起きて良かった。