映画「翔んで埼玉」で話題沸騰の埼玉(2019年3月現在)。そのまた中心地の大都会、大宮にある「さいたま市 宇宙劇場」。新幹線も通る大都市に相応しい壮大なる名前だが、施設自体は駅に近接する総合ビル、大宮情報文化センター(JACK大宮)の中にひっそりと佇んでいる。
(JACK大宮。屋上にプラネタリウムが見える)
3階の入り口付近に来ると、KAGAYAの美しい星座をモチーフにした人物画が出迎えてくれた。そういえばここ埼玉は星座やギリシャ神話の登場人物、風景などを描くデジタルペインティングの巨匠、KAGAYAこと加賀谷穣さんのお膝元である。彼の描く世界は本当に美しく、見る者の心を優しく癒してくれる。これを見ただけでも十分に「来てよかった!」と思わせてくれた。
(KAGAYAの作品に彩られたエントランス)
ドーム内に入ると、階段状の座席の中央に最新鋭のプラネタリウム投影機が鎮座しており、さすが宇宙劇場!と思わせる作りになっていた。鑑賞したのが星空解説番組だったためデジタル映像の実力までは見ることはできなかったが、それでも約1億個の天の川の星を忠実に再現できるというChiron IIIが映し出す素晴らしい星々を十分に堪能することができた。
(ドーム内)
なお、入口は3階で出口が階段状の座席を上った4階ということで、同じ場所には出てこられない。星関連のグッズを売るとても小さな売店がチケットを渡す入口手前にあるので、もし買いたいものがあれば入場前に購入しよう。
また館内にカフェはない。もちろん駅前なのでデートの時でも困ることはないが、折角なので最高にモンブランが美味しいカフェを紹介しておこう。それは大宮駅東口側の高島屋の地下1階にあるChez Shibuyaと言うフランス菓子屋だ。一見カフェスペースはなさそうだが、よく見ると奥に数席のスペースがあるので、臆せず入っていこう。ここには通常のものと和栗を使った2種類のモンブランがある。私は後者を選んだが、これが絶品だった。更に飲み物としてタンザニアのアイスコーヒーを頼んだのだが、これがまた素晴らしい。大きなワイングラスに注がれたアイスコーヒーは香りも素晴らしく、水出しだという薄めの味がまた堪らなく美味だった。近くにChez Shibuyaの本店もあるようだ。時間があればぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか?
(絶品の和栗モンブランと水出しアイスコーヒー)
新幹線も止まり、埼玉スーパーアリーナを有する巨大な街でエキサイティングに過ごすのも良いが、慌しい日々の疲れを癒す星空空間に身をゆだねてみるのも決して悪いものではない、と改めて感じた豊かな1日だった。
施設情報
名称:さいたま市 宇宙劇場
所在地:埼玉県さいたま市大宮区錦町682-2
大宮情報文化センター(JACK大宮) 3階
投影機器:Chiron III Hybrid (五藤光学)
URL:





