利根川と江戸川で隔てられた本州の島国、千葉県。あらゆる産業が揃って栄え、かつて私は「独立国になれる!」と信じていた夢の県、千葉。その中心は近年再開発が進み、美しい街に生まれ変わった千葉市である。
JR千葉駅から直結の、懸垂型モノレールとして世界一の長さを誇る千葉都市モノレールに乗って、二つ目の葭川(よしかわ)公園駅で降りる。京成千葉中央駅と反対側に曲がっていくとすぐ右に巨大な官民複合施設「Qiball(きぼーる)」が見えてくる。科学館はその7〜10階を占めている。
(懸垂型では世界一長い千葉都市モノレール)
(葭川(よしかわ)公園駅)
(複合施設 Qiball(きぼーる))
入口を入ると、天井に巨大なスズメバチの巣のようなモニュメントがつるされていて、瞬時に圧倒される。何を象徴しているのか、どこかに書いてあるはずだが、時間もなかったのですぐに科学館を目指してエレベーターに乗った。
(エントランス付近)
(天井にある巨大なモニュメント)
ドーム内の座席は平面でバリアフリーとなっており、車いす専用スペースも4席ほど用意されている。また光学式投影機とデジタル式プラネタリウムのハイブリッドシステムが作り出す映像はとても美しく、番組の世界にどっぷりと浸ることができた。
(美しいドーム内)
ドームの外には前身の千葉市立郷土博物館で活躍していたプラネタリウムの名器、GOTO GX-10-Tが展示されており、かつての懐かしいプラネタリウム映像に思いを馳せることができた。
(旧機 GOTO GX-10-T)
昨今の千葉は「東京」と名の付く施設も多く、少し自立性を欠いているようにも見える。自然と産業が絶妙に調和し、こんなに素晴らしい複合施設を持つ千葉。今後も東京にはない特色を生かして更に発展し、千葉本来の誇りを取り戻してほしいと切に思うプラネタリウム行だった。
施設情報
名称:千葉市科学館 プラネタリウム
所在地:千葉県千葉市中央区中央4丁目5番1号
複合施設「Qiball(きぼーる)」内7階から10階
投影機器:光学式投影機 Chiron (五島光学)
デジタル投影システム バーチャリウムⅡR5
その他:バリアフリー 車いす専用スペース 4席
URL:http://www.kagakukanq.com/










