日立銅山から発展した日立製作所の企業城下町として栄えてきた茨城県日立市。関東平野の北端、久慈川の北側に位置し、阿武隈高地の南端、多賀山地と太平洋に囲まれた風光明媚な地方都市である。
(海に面した日立市の風景)
JR日立駅から徒歩3分、常磐道日立中央ICから車で8分とアクセスには好条件な日立シビックセンター。その中の8~10階を占める科学館・天球劇場にプラネタリウムはある。
(日立シビックセンターの威容)
(天球劇場のエントランス)
外観からは空中に浮いているような球状の天球劇場に入ると、すぐにそこが最新鋭のプラネタリウム施設であることがわかる。階段状に並ぶ座席シートの中央には高性能プラネタリウム投影機「MEGASTAR-IIA(ES)」およびハイビジョンを超える解像度を持つという2台の高精細プロジェクターが設置され、否が応でも投影への期待感が膨らむ。
(建物に埋め込まれた天球劇場)
(最新鋭の投影システム)
今回(2019年3月)見たのは星空解説番組だったが、MEGASTAR-IIAによって映し出された星々、また後半に投影された惑星や銀河などの映像は息をのむ美しさだった。プラネタリウム技術の大きな進歩をひしひしと感じた瞬間だった。
天球劇場の出口は10階で、そこは屋上にもつながっている。そこからはアクリル板越しだが日立市内が見渡せ、太平洋や西側の山々などを望むこともできる。
(屋上から日立市の山側を望む)
また8階は科学館になっていて、子供から大人まで楽しめる様々な体験型の展示がある。その中には大人の私でも頭をひねる知恵の輪や、ピタゴラスの定理をわかりやすく液体の体積で見せる展示など、思わず唸るものもあり、子供ならずとも十分に楽しめる施設になっている。
(科学館 入口)
最後に、日立に行ったらぜひ寄ってほしいカフェを紹介しておこう(シビックセンター内にもカフェレストランはあるようだが、今回行った時にはリニューアルオープンを控えて閉店中だった)。JR日立駅から直結のSea Birds Café(http://seabirdscafe.com/)。日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんが設計したというそのカフェは、全面ガラス張りで太平洋を見渡せる席で食事やオシャレなデザートなどを楽しむことができる。前回立ち寄った時には雨上がりに太平洋に懸かる大きな二重の虹に出会うこともできた!SNS映えの写真が撮れること請け合いなので、プラネタリウムの前後にぜひ立ち寄ろう。
(JR日立駅に直結のSea Birds Cafe)
(雨上がりには太平洋にかかる大きな虹が見えることも)
日立は比較的空いている常磐自動車道沿いにあり、都心からでも十分に日帰りができる距離である。関東平野ではなかなか味わえない美しい景色と最新鋭のプラネタリウムに会いに、休日を利用したプチトリップにぜひ出かけてみてはいかがだろうか。
施設情報
名称:日立シビックセンター 科学館・天球劇場
所在地:茨城県日立市幸町1-21-1 日立シビックセンター内
投影機器:光学式プラネタリウム投映機「MEGASTAR-IIA(ES)」
デジタル式プラネタリウム「Uniview」(高解像度4Kの映像を2台のプロジェクターで投影)
その他:出口階の屋上からの景色も一見の価値あり
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