【自分に成る】
人は成長過程で、
理由は様々、大小あるけれど
大抵は自分ではないものに成ろうとする。
それは、
自分が何者で、如何程かを知る
旅のようなものだ。
旅を終えたら、
誰しも家に帰るだろう。
だから、この旅を終えたなら
自分に立ち戻るのは自然な事だ。
旅を終えるとき、
頑張っていなければ
成果がだせないと不安に思うかもしれない。
でも結局のところ、
自分が如何程か、と問われれば、
相当頑張って克服した苦手な事よりも
変なところに力が入っていない、
元の自分が得意とする事のほうが
遥かにパフォーマンスは高い。
そして、
自分が何者か、と問われれば、
どこに旅に出ていたとしても
自分は自分以外の何者でもないのだ。
また、
この旅は必ずお土産が付いてくる。
それは、
自分が自分を好きになれなかった時
自分が自分を認められなかった時、
出来なかったことが、
必要なときは出来るようになった
という事だ。
つまり、
もうすでに自分を嫌う必要など
どこにも無いのだ。
もうひとつ、
自分が生まれた時を想像してみてほしい。
何もできなかった自分は
皆に守られ
愛されていただろう。
自分に立ち戻る程に
旅の道中、
なくしたと思っていた
この愛が
ずっと身の回りにあったのだという事に
気がつくことが出来るのだ。
旅で得たものこそ、
自分の宝物になり、
しっかりと旅をしてきたからこそ、
元の自分の素晴らしさを知ることが出来る。
全ては、
自分が他の何かではなく、
「自分に成る」ための
道だったのだ。
もし、今旅路の途中なら、
出来るだけ遠くまで行ってみるといい。
そして、旅に満足し、
もうお腹いっぱいなら、
少し休んで
ぼちぼち帰ってくればいい。
それが、一番自然な
人生の進め方なのだから。
