【前向き、後ろ向き】

 

みんなが北に向かうなら、
みんなにとっての「前」は北だ。

 

だからあなたが南に進んでいたら
みんなにとっては「後ろ向き」となる。

 

それが
あなたにとって前であっても。だ。

 

 

例えば、
あなたは南に進んでいるとしよう。


ずっとその道を真っ直ぐに歩んできた。

 

時には仲間がいて、
信頼できる人がいて、
共に進んでいた時もあった。


時には一人で歩き、
不安や寂しさもあった。

 

そこで、しばらくすると
北に向かう人とすれ違う事になる。

 

 

みんなからすれば、あなたは後ろ向きだ。


みんなは言うだろう。
「後ろはダメだ。前に進もう」と。

 

もし、あなたがひとりきりで、
不安や寂しさで疲れきっていたのなら
あなたはみんなの言うように、
これまでの後ろに進もうとするだろう。

 

進んでどうなるかわからない道を進むより、
誰かと共にいる事が大事なときもある。

 

 

そしてしばらくすると気がつく。

 


みんなもまた、
同じように「前に進もう」と誘われ、
これまでの後ろを向いて、
ただ立ち止まっている人達なのだと。

 

 

誰しもが、自分の道を歩んでいる。

 

時には、立ち止まったり、
後ずさりしたり、
回り道をしたり。


散々遠回りをしているように
誰しもが思う。

 

寂しさや不安に
耐えられない時もあるだろう。

 

でも、どんな時だって、
あなたの体は「あなたの前」を向き、
あなたの足は「あなたの前」を進もうとしている。

 

もし、誰かの前を向いたのならば、
顔と体の向きが違うことになる。

 

するとあなたはどこに進んだとしても
悩むことになる。
「前進できていないのでは」と。

 

 

アタマでどう考えようとも、
顔がどちらを向いていたとしても
あなたのカラダは真っ直ぐに
あなたの道を歩んでいる。

 

その道を、ただ真っ直ぐに向くことが
本来の「前向き」だ。

 

 

違う方ばかり向いていれば、
本来、共に歩む人を
見失うことになる。

 

だが、
本来の自分の道の先には、
必ず、
自分が共に歩む人が居て、
助けてくれる人達が居る。

 

ただ、
あなたの「前」を向けば
あなたが大切にすべき、
あなたを大切に思う人たちが
必ず見つかるのだ。

 

 

その人たちは、
あなたに見つけてもらうことを
ずっとそばで待っている。

これが、あなたにとっての
「前向き」だ。

 

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