反抗する娘小6から逃げずに(自分なりに)向き合えて乗り越える事ができた数ヶ月。

今度は、


なんで赤ちゃんってできるの?
精子と卵子はどうやってひっつくの?

祖母も自分も

学校で教わったんやろ!

と娘に言う。


しかし、

思い出しても習った覚えはない。
どうやってしったか思い出せない。
友達から教えてもらったんだろう。

知っててわざときいているかもしれないが、わからない。

日にちをあけて何度も聴いてきた。

しまいには、

なんで言ってくれへんの?


なぜ言わないのかは答えずに、
どうやってできるかについて答えた。

動物と一緒で交尾するんや、
動物の番組見て見いや。


勝手にipadやらiphoneやパソコンでネットに繋いですきなアニメを見る娘。

祖母は何でも取り上げればいいと言うが、多分違う。

例えばお酒に関しては、
家で有る程度どんなもんかわかった上で他人と飲むべきだと思う。
でないと、アル中とかいろいろ怖い。

これと一緒で、ネットもあっち系も学習すべき時にだれかが教えるべきだと思う。

そんな事を考えているうち、なぜどうやったら精子と卵子がひっつくのかを
言わないのかについての答えがわかった。

ヒトは人前では普通はやらないからだ、と。


機会をみつけて、話をしようとおもう。




奈良県唯一のスキー場がある和佐又山に向ったが、チェーンを着けても滑って登れず断念。





“ぁー、明日の朝ごはんどうしようかなぁ?”

小さな声で、でも
家族に聞こえるように、娘がつぶやいた。

うっ。


朝ごはんを、作らなくなって、どれほどたっただろうか。
書くことさえはばかれるほど久しい。

娘は、一人でパンを焼いて、食べるか、場合によっては、朝飯抜きで出かけていた。

多分、塾の友達と話題に、出てきたのだろう。



色々と忘れ物がないように、事細かく、必要以上に動く祖祖母。だけれど、朝ごはんを作ったことはない。

そんなことは自己責任とばかりに、あえてなのか、面倒だからか、放任主義の祖母。

仕事の忙しさを理由に、子育てを放棄しようとする父親。

しかし、最近の言動を見るに、娘は、生活習慣のしつけが中途半端なまま小学校を卒業しようとしている。

病気の妻に代わってやらないといけないと思いながら、自分が可愛いから、放ってきた。

娘に、色々と注意し、また、家族の誰かの注意を受けている姿を見ては、その度、まだ小学生だから身の回りのことを見てあげなければ、

と思う気持ちが膨らみ続けている最中の発言だった。


“一緒に食べれずとも、朝ごはんを作ってから出よう、”

そう決意し、4日が経った。


今朝は、娘のリクエストに応えて、
野菜炒め。
朝からこりすぎた。

一昨日のチーズオムレツは、失敗だった。といた卵に牛乳を少し加え、そこに、ピザ用のチーズを混ぜて、一気にフライパンに流し込んだ。

入れすぎたとろけるチーズのせいで、固まらずに収拾をつけるのに苦労した。

しかも味見してないので、美味しいのか、不味いのかもわからない。


明日はどうする?
お手軽にベーコンエッグで行こう!





先々週?、夜中に娘が潜り込んできた。

「もっとあっち行ってや」

この言葉を聞くのは夏以来か?

部屋の使い方があまりに無茶苦茶だからと、祖母の管理下に入り、
逃れたかったのか、はたまた、寂しかったのか?

明け方、目が覚めると、娘は爆睡していた。
手を取ると、その手は、普段の態度とは対照的に
とても小さかった。
そしてとても冷たかった。

もしかしたら、知らぬ間に、押し出していたのかもしれない。


その週末、妻を助手席に乗せ、
娘にお手製のお弁当を持たせ、
塾へと送ると、そのまま、山へ向った。
徳島に大変な大雪を降らせた寒波は
金剛山にもわずかに雪を積もらせた。

310号線へと道を取り、奈良方面へ向うと、雪がちらつき出した。
金剛山の中腹でトンネルをくぐる。






トンネル手前の橋にはうっすらと雪が。
冬の橋の上は気をつけないといけない。


そして、相変わらず、iPhoneからの写真が横を向く。