https://www.spider-verse.jp/
https://ao-buta.com/

 

6月に映画館で見たのは、アメコミ原作の3DCGアニメの続編と、ライトノベル原作のTVアニメの劇場版の二作目。米日続編アニメの競演となったのでした。

 

で、人気作の続編ということでいずれも手堅い作り。しかも、どちらもさらに続編に続くという終わり方だったのもおもしろい。このあたり配信オンリーではなく映画館でも上映するものが固定客狙いになっていることの現れなのでしょう。当然、次も見てくれますよね、ということですね。

 

配信で6月から見始めたのは以下の通り。

https://disneyplus.disney.co.jp/blog/maximum-guide/secret-invasion

https://www.netflix.com/jp/title/81464005

 

前者はまだ2話だけだし、後者はシーズン1全8話のうち1話目しか見ていない。

後者は、原作マンガ由来のぬけた絵が採用されているのが、見ている方も脱力できていいように思いました。とはいえ、2話以降も同様とは限りませんね。

 

前者は元々2008年に出版されたアメコミを元にしている(設定はかなり違うよう)が、あらためて今ドラマ化されるのはどういうことなのか、DCのアメコミ映画のスピンオフのドラマでも同じような誰が敵で誰が味方かわからない侵略ものを作っていたので、考えてしまったのだった。

2008年のコミックであれば、2001年9月11日の同時多発テロやそれ以降の世界各地で起こっていたローンウルフ的なテロ組織の構成員でもない人々が引き起こしたテロの影響を受けたものだと考えられる。それと同じモチーフのドラマをDCとMARVELというライバル会社が競作している現状は、さらに隣人がテロリストかもしれないという恐怖がリアリティを増していると言ってもいいのでしょう。

 

自由に姿を変えられる敵か、敵に体を乗っ取られてしまうか、というのはまた恐怖の質が違うと思うけれども、そのへんはまた何か思いついたら書きます。

 

小田切博さんの本は2007年のものなので、原案アメコミの出版前なのですな。

著者自身書いているように、新刊で入手困難なのが実に残念です。

https://marvel.disney.co.jp/movie/gog-vol3

https://psycho-pass.com/

 

5月、6月と慌ただしく過ごして気がつけば1ヶ月半が過ぎていたのだった。

その間に見たのは、アメリカのヒーロー映画シリーズの三作目と、日本のテレビアニメ発で、映画作ったり、配信になったりしたシリーズの劇場版最新作。

後者のテレビ放映が始まったのが2012年、前者の第一作が2014年と、いずれも足かけ10年以上続いている人気シリーズですが、一方はかつてのバディが再会したり、一方は主要メンバーが離れたりと転機になる話でしたね。

 

どちらも決定論的な世界観に立ち向かう話で、最終的には独立愚連隊が頑張る(ただし正規部隊のサポートもある)という共通点も、人気があるが故の相同性でしょうか。

 

この後、6月後半に映画館で見る予定のものは、人気シリーズのスピンオフ二作目や、人気アメコミブランドの新作なんだけど、やはり決定論的な世界観は出てきそう。やはり独立愚連隊が頑張るのかしらん。

https://www.finefilms.co.jp/flash4k/
https://unpfilm.com/maigret/index.html
https://pripri-anime.jp/
https://conan-mobile.jp/

 

4月に見たのは、45年くらい前のアメリカのスペースオペラコミックを特撮映画化したものと、フランスの有名ミステリ・シリーズの一つを有名監督が実写映画化したものと、オリジナルテレビアニメの劇場版三作目と、大定番人気マンガ原作の大人気テレビアニメの劇場版の新作の四つ。

それぞれ見所が全く違うのだが、二作目の(見た目も含めた)俳優の力にあらためて関心したりした。

 

https://warnerbros.co.jp/kaidora/detail.php?title_id=58622

 

 

 

 

 

年度がかわり、昨日4月6日(木)から前期が開講している。

 

で、半年以上いじっていなかった〈クワバラ・ゼミの部屋〉を更新した。

ここ三日ほどで、昨年度の講義の進行を書きこみ、今年度の担当科目の一覧とシラバスに書いた概要を掲示し、トップページの画像をBlossom Cafe屋上のソメイヨシノなどの春らしいキャンパス写真に変更した。

 

今後、今年度の講義の進行を書いていくかどうかは未定。

受講者向けには大学指定のGoogle Classroomを使って情報を発信しているのでこちらは必要なくなっている。あとはそれ以外の人たち向けにどういう情報を伝えるか、ということになるのだが、そのへんを少し考え直してみるつもりである。

 

考え直して、結局同様に講義の進行を掲示することになるかもしれませんがね。

https://kimetsu.com/anime/worldtour2023/

前者の新作部分の香奈ちゃん演技(まゆしぃ寄りの演技プラン?)以外の注目点は、11話の沢城さんの演技で、首だけになった後の最初の発声で声がすっと出ない感じを出していたところです。あと10話の超絶アクション回は意外と止め絵やスローモーションで作画コストをコントロールしてるんですね。画面が大きくて鮮明だと何が起こっているかわかりやすくてよかです。

 

二本目は昨年からえんえんと上映されている、ちょうど今海外公開が始まった大ヒット作。

こちらは「シン・ウルトラマン」と同様にテレビ放送版のダイジェスト劇場版のような作りだった。実際、もっと設定を説明する部分を足していけばワンクールのアニメを作れるでしょう。宮崎で二話、移動先で二話・二話・三話、移動で一話、最後の場所で三話という感じですかね。少なくとも「閉じ師」の説明はもっとしてほしかった。

既に言われているようにわかりやすいセカイ系エンタメとして捉えられるのですが、選択を迫られるのが女子というのが独特ですね。そのあたりは「龍とそばかすの姫」と関連付けられるかもしれない。。

いずれも大ベテラン監督による、好き放題作った二作、特に後者はコメディとは知っていたけれどもああいうメタ・フィクション的言及があるものとは知らなかった。まあ、ふざけてると思われてもしかたないですね(ほめ言葉)。

日本文学史2は三年ぶりに教室での授業を行い、レポートではなく試験で成績評価をしたのだった。

 

最後の試験の最後の問題は、「「小説は娯楽ではなく芸術である」と主張する立場について自分自身はどう考えるか、具体的な作品(ジャンルは問わない)を例に挙げて述べなさい」というような問題を出した。

ある偏った主張について、反対するのか賛成するのか旗幟鮮明にしてみる練習なのだが、同時に受講生がどんなものを読んでいるのか・見ているのかを知りたいという下心もあったのである。

ただ、「この授業で扱ったもの以外で」と指示しなかったためにうまく引き出せなかったり、「現代の」とか「21世紀の」とか付けなかったために、他の授業で扱っているいわゆる近代文学の作品の名前が挙がってしまったりした。

こちらも久々のテスト問題なので、コツを忘れてましたね。

 

で、複数の受講生が挙げたのは次の通り。

 

樋口一葉「にごりえ」5人
村田沙耶香「コンビニ人間」4人
小林多喜二「蟹工船」3人
「こころ」2人
「浮雲」2人
「人間失格」2人
「進撃の巨人」2人
「三代の恋」2人
「真知子」2人
島崎藤村「破戒」2人
戦争文学2人
 

いかにも授業の教材というものが並ぶ中で「コンビニ」「進撃」はさすがである。後者については、「人間の葛藤を描いてもいるので娯楽なだけではない」といういかにもな意見が書かれていたりしたのは、こちらの思うツボでした。

 

それ以外はかなりいろいろなものが挙がった。特に並びも整理せず、一人で複数挙げている場合も、分けています。

具体例をあげずに減点された人たちもかなりいるので、受講者のわりに少ないです。

また「100万回死んだ猫」的な間違いや誤字もあるが原文そのままで。

 

香月日輪「おじいちゃんと魔法の塔」
「獣の奏者エリン」
「僕のヒーローアカデミア」
伊坂幸太郎「魔王」
「にごりえ」
古井由吉
村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」
太宰治「女生徒」
山田幽介「メモリーを消すまで」
「半沢直樹」・「永遠の0」
「ハウルの動く城」
「護り人」シリーズ
ハリポタ
三島由紀夫「金閣寺」
「真夜中乙女戦争」
遠野遥「改良」
「そして、バトンはわたされた」
「とある魔術の禁書目録」
「コーヒーがさめるまで」
「いなくなれ、群青」
凪良ゆう「流浪の月」
「君の名は」
「新世紀エヴァンゲリオン」
「日本むかしばなし」
「四畳半神話大系」
「不思議の国のアリス」
「フォーチュンクエスト」
住野よる「ひとりごと」
漫画「予告犯」
「ミミクリーガールズ」
「ハムレット」
「真夏の夜の夢」
「砂の女」
ボルヘス「エル・アレフ」
「ハムレット」(ただし説明を読むと「リア王」)
「アイドル失格」
プロレタリア文学
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
「最後の医者」シリーズ
「経国美談」
「キッチン」
「失楽園」
「君の膵臓をたべたい」
池井戸潤「半沢直樹」
泉鏡花「外科室」
瀬尾まいこ「その扉をたたく音」
「ヒヤシンス」
「容疑者X」
「ノルウェーの森」
道尾秀介「向日葵の咲かない夏」

 

ライトノベル・マンガ・アニメが少ないのは「日本文学史2」ということでもっともらしいものを挙げなくてはならないというような自主規制がかかっているのかと思われます。

 

とはいえ、2022年の日本文学専攻で学ぶ学生が読んだり見たりしているものの一例でした。

 

 

「編集技法」という科目は2020年度から担当していたのだが、おりからの新型コロナ禍により、授業はオンデマンド形式、フリーペーパーを作成してもらうことを課してはいたものの、大学の外での取材も難しく、かつ完成品もデータ提出ということで、2年間全然感じが出なかったの。

しかし今年度は教室での授業、配慮はしつつ取材も可能、提出は印刷物という本来あるべき形に戻ったのであった。

 

提出されたフリーペーパーは38種。一人で作る人が多かったが、二人や三人で組んで作った人たちもいる。

別にフリーペーパーで読まんでもネットで読めるし、というのもあれば、なかなかマニアックな情報を載せているのもありますね。

 

1 desserts (お店のデザート・デザートを作る)
2 Doramaseikatsu (一話完結ドラマ)
3 Free Time (マンガ・ゲーム紹介)
4 FURUSATO (平野郷の飲食店)
5 Going 米 Way (お米の食べかた・米農家)
6 Hand out (ボードゲーム)
7 IN Moderate (女性の健康)
8 INDIE WAVES (インディーゲーム)
9 MASTER STARBUCKS COFFEE (スターバックスコーヒー)
10 misfit (柏原市の神社・歴史)
11 MY NEW HOBBY (カメラアプリ)
12 OSAKA CAFE (天王寺エリアのカフェ)
13 stART (中之島の美術館)
14 WRITINK (書き文字とインク)
15 ウェブ小説のすすめ (「小説家になろう」)
16 大阪二郎系ラーメンの指南書 (大阪の二郎系ラーメン)
17 オオサカに住む学生に向けた飲食店 (学生向け飲食店)
18 株を知る (株の売買)
19 ギークボーイ (大阪の映画館)
20 喫茶店探訪 (大阪の純喫茶)
21 脚本家、坂元裕二 (坂元裕二脚本のドラマ)
22 煌めき (大学陸上競技部)
23 近大レトロ (近畿大学周辺の飲食店等)
24 ぐるり!中崎町周辺のギャラリー&アトリエ巡り (中崎町のギャラリー)
25 けっせん! 有馬記念 (競馬)
26 さかい~なんかいい~ (堺市の運動施設・病院)
27 写活のススメ (カメラ)
28 新球場がやってくる! (エスコンフィールド北海道)
29 ストロボ (マンガの装丁・書店のマンガコーナー)
30 楽しいマンドリン (マンドリン)
31 タピらないBOOK (タピオカ店のタピオカ以外のドリンク)
32 なにわ男子ってどんなグループ!? (なにわ男子)
33 ハッピーライフ 夜の街の秘密 (ホストの仕事)
34 ファッションを見るために (ハイブランドファッション鑑賞)
35 プチプラ&デパコス大特集! (初心者向けコスメ)
36 ミリカジ (ミリタリールック・アメリカンカジュアル)
37 やろうよ! DS (DSのソフト紹介)
38 廃墟探策 (廃墟と廃墟写真)

 

できるだけ取材を奨励し、かつネットにない情報を探すように指導はしたのだが、どうしてもコタツ記事的なものは生じる。そのあたりが評価の分かれ目になりますな。

 

来年度はいっそネットにない情報だけで作る、という指示をしようかと思っています。紙の本は雑誌はあり、ということで。

9月に後期が始まるまでもう少し考えます。

従来月初めに更新することにしているが、さる事情で東京に3年3ヶ月ぶりに行ったりしていたり、戻ってきてからも仕事があったりで中旬まで遅くなったのだった。

とはいえ、2月に映画館に行ったのは一回だけ、既に3月に入って一度行っているのだが、それはまた4月初旬に更新します。

 

 

フェーズ5の第一作ということだが、SNWHやLOKIやDSMMの流れを汲んだ設定になっている。

しかし、メタバースというか、昔は異次元とかパラレルワールドとか言われていたもの、最近は可能世界とか世界線とか言うようになりましたが、その発想自体が大きな広がりを持ってしまっていますなあ。

 

タイムスリップ・時間移動も含めて考えればどれだけの時空間の広がりがあるのかってことですが、逆に一本の時空間に絞るのもおもしろそう……って「三体」がそうでしたね。

ニューウェーブもサイバーパンクを経由せずクラークなどの1950・60年代SFに繋っているような。「球状閃電」は量子的な世界を題材にしながらも、それをこの現実で引き起したらどうなるかという思考実験になっていてわかりやすい。

 

わかりやすさということでいえば、「Quantumania」もわかりやすいんだけど、逆に観客を混乱させない範囲での複雑さに抑えるということなんでしょうかね。

どうしても、みさえを招喚しそうになってしまう。

 

さて、2月に配信で見たのは次の二つのシリーズ。

https://bastard-anime.com/ 

https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/star-wars-the-bad-batch/4gMliqFxxqXC

 

「ろくでなし」だの「悪い集団」だのばかり見ていたことになってしまう。

しかし、「パトレイバー」がまたリブートされるらしいのでもわかるように、〈独立愚連隊〉ものというのは魅力的なわけですね。

どちらもまだ続きがあるので、完結したらまた書くかもしれません。

今年のタイトルは昨年分のまとめの時のタイトルを流用することにした。

記録とは常に不完全なものだから言わずもがなのタイトルになるが、まあ万事言わずもがなでもあるわけで、そんな感じで今年もおつきあいください。

 

https://tofoofilms.co.jp/salesman/

https://wwws.warnerbros.co.jp/kinnokuni-mizunokuni-movie/

https://www.youtube.com/watch?v=C_-o1xHRw6w

 

昨年はドキュメンタリーをあまり見なかったのを反省して(嘘)、今年は1月から1本目と3本目、二本アメリカのドキュメンタリーを見た。

いわゆる「ダイレクトシネマ」ではフレデリック・ワイズマンのものはいくつか見てきたが、他の監督のものは未見だった。初めて見たアルフレッド・メイズルスとデヴィッド・メイズルスの兄弟が撮影・録音した二作は、個人に密着したもので、ワイズマンが組織に密着しているのとはずいぶん傾向が違うものだった。後者では、登場する人物の名前もその組織で果たしている役割も説明が無いのに対して、前者ではテロップやナレーションで注目する人物の名前を知らせてくれる。

とはいえ、それ以外の人物については注目人物(主役?)の言葉を通して説明されるだけなのでわかりにくいところもあるのだが、ワイズマンの映画のように次から次へと説明もなく違う人物が違う仕事をしているのに比べるとまだわかりやすい。また前者では人物がカメラに向かって話すことがあるが、後者では一緒にいる他の人物に対して話しかけているので、観客のほっとかれている感はさらに増す。

物語が発生してしまうことへの寛容度が違うのだろうし、実際メイズルス兄弟は編集を他の人に完全に委ねてしまうこともあるそうで(今回見たのだと3本目の方がそう)、自分たちが撮影時に想定していた物語が付与されたとしても気にしなかったということなのかもしれない。

 

さて残る2本目は日本のマンガ原作のアニメーション映画。設定・ストーリー・台詞などかなり原作に忠実なのだが、強いエネルギーを込めて絵と言葉に色と動きと音と声が与えられていて感服した。

昨年末に見た「かがみの孤城」と同様、予算が豊潤な大作ではないのだろうが、全体の作画カロリーをうまくコントロールした佳品をまた見てしまった。

まだ上映は続くのだろうが、地上波で放送してより多くの人に見てもらいたいものです。

 

今月DVDレンタルして見たのが、こちら。

 

https://youtu.be/Nihr5yqcHGg

https://youtu.be/SWG9nBQCU2g

https://trailers.moviecampaign.com/detail/422

https://youtu.be/LFkVWMZ4CUY

https://youtu.be/342LbwLJh5w

https://youtu.be/drg_zJ98nEU

 

中には10年以上前に映画館で見たのを忘れていたものもある。でも、今回同じ監督の同様に殺し屋が登場する未見だった映画と一緒に見て変な東洋趣味に気づいたりした。

あと、昨年授業の関連で見た「平成狸合戦ぽんぽこ」、冗談の傾向とか全員で高歌放吟する様子とか、なんなんだろう? と思っていたが黒澤明の遺作を見ていて、どうやら旧制中学や旧制高校のホモ・ソーシャル的なノリのようだとわかった。内田百閒は旧制高校で教えていたわけではないので、おそらく脚本を書いた側の趣味なのだろう。あくまでも、的なノリ、なので実際にそういう学校に通っていたかとは別の話。

 

https://www.facebook.com/chushingura.movie/?modal=admin_todo_tour

https://youtu.be/FRwBn7FJrKc

 

こちらも授業の関係で配信で見たもの。

おそらく来年は授業で映画を見ることは無いので記録として書いておこう。

 

来月はアメコミ原作とかSW関係とかまた動き出しますね。

冬になっても室内の植物は元気に過ごしています。


最長老のビワの木。


アップルマンゴーの木。


某氏の結婚パーティーに出席した別の某氏から預かったままの名を知らぬ観葉植物。


先月まではアサガオもいたのですが、さすがに枯れてしまって、でも種を残しましたね。


これらの種はまたリビングに蒔く予定。100均のミニポットでは二個が限度なので、少し試してみる計画あり。3月くらいには種蒔きしますかね。