お友達とホワイトデーのお菓子を作る王子。
最近のこども達はえらいなぁ~。
もらったチョコもみんな手作りらしい。
チャネリングしたり、セッションしたり、ライトランゲージ話したり、そして子育てしたりと意識は多次元に忙しいのです。
今日は久しぶりにイケメンのO君とキッチンを使うというのでいつもよりも片付けておいてあげて、帰宅後にもキッチン使えないので3人でラーメンを食べに行き…
O君、イケメンなのに今、彼女がいないのだとか。もったいないなぁ~。
などと話しながらとても楽しかった。
しかし、話はそこで終わった訳ではなく…
O君が帰った後に王子は私にフードの部分がちぎれたヨットパーカーを持って来て、「これ直せる?」と聞いてきた。
また友人と遊んでて破れたのかと思いきや、クラブの先輩にされたと話してくれました。
クラブの先輩がウザいというのは聞いていましたが、相当我慢してたんだね。
王子も自分なりに色々考えているようでした。賢い子だから。
私も経験して来たことやら、辞めたかったら辞めてもいいということや、たくさんのことをお話ししました。
そして、愚痴ならいつでも聞いてあげるし、何でも我慢せずに話していいことも伝えて…
小さい頃からしている耳そうじくらいしか私には出来ないので、
「久しぶりに耳そうじしてあげよか?」と聞くと、素直に「うん」というので、耳そうじしながらも、またたくさんお話しをしました。
違うクラブの先輩に尊敬できる素敵な先輩がいること。
その先輩はクラブは違うけれども可愛がってくれて、家に呼んでくれてご飯を食べさせてくれたりと、
「尊敬できる先輩に初めて会えた。」とも言っていました。
王子はとても素直な、それでいて誰に似たのか男気があるので私がとても脳天気に、
「その先輩のいるクラブに変わればいいやん。」と言っても、そんな問題でもなさそうです。
そりゃそうですよね。
川崎で亡くなった中学1年生の少年のことを思う時に、こどもを持つ親の気持ちは誰しも同じだと思います。
中1なんてまだまだ本当にこどもです。
痛かっただろうなぁ。言葉もありません。
私自身の母親がいつもこどもの方には気が向いてない人でしたので、相談などということをしたことなく大人になりました。
相談しないからといって大変な事が無かった訳ではなく、自分で乗り越えて来たのですが、王子が私に話してくれたこと、よかったなと思います。
明日はクラブをズル休みするそうです^_^
服を破った先輩に「ウザいねん!」と言ったそうですよ。
先輩は黙ってしまったそうです。
プライドだけ高く、先輩づらする先輩のことを王子はすでに侮蔑しているのです。
「○○が先輩のこと嫌いで尊敬してないのがわかるから、先輩も○○にちょっかい出してくるんやね。尊敬してあげたら?」
「尊敬できることせーへんのに尊敬できひんわ。」
確かに、ごもっとも!
これも人生劇場の王子の成長のために設定した登場人物たちです。
王子はカッとなると殴れるタイプでして、中学の時も数回ほどケンカがあったかな。
でも、その時も自分から殴るのではなく、理由があって殴っているので私はあまり強くは叱らなかったです。
私は中学生くらいの時に自分の荒い感情をすぐに素直に出してケンカ出来ることは健全だと理解しています。
陰湿になったり、いい子になどなって欲しくもないので、許容範囲であり、親が頭を下げて治る程度であればいくらでも謝ります。
自分の尊厳を自分で守ることを覚えてゆく時に暴力はいけませんが、それも段階と程度があり、自分でバランスを取りながら大きくなっていかなければ。
経験こそ力になります。
王子が殴って泣いてしまった男の子のお母さんに電話をして謝っても私が怒られることはありませんでした。
お互いさまですと言ってもらえる有難さ。
人の親になるという事とは自分だけで世の中生きているのではないということを思い知ることでもあります。
王子は嫌な先輩も、そして尊敬する先輩もいる、学びの多い高校生活です。
耳そうじで少し癒されたかな?
ありがとう、私を信頼して話してくれて。
いつものように「天使の軍団を派遣しとくわね^_^」と言うと
ニヤッと笑う王子でした。
強くならなくていいけれど、ハートはたくましくなってってね~
そして、私は海外に行く時には空港から
「行ってきま~す!いつも世界中のどこにいてもいつもいつも愛してるよ~」とLINEをします。
愛は目には見えないものですが、こどもには表現してあげないと伝わらないです。
私がほんとにおバカなまでに愛してるよぉ~と言うので、こども達は「そっか、海外行っていないけど、俺は愛されてるみたい。」と思っててくれてたらいいなぁと思って(笑)
これ、洗脳じゃないですかぁ、自分で笑えます。
しんどい対人関係を自分なりに超えてゆこうとしている王子、がんばらなくていいよ~。
ママはいつでもあなたを見守っているし、助けてあげるから。
生まれて来てくれてありがとう