387-01-③-03 ゴルフボラシェルパメモ

 

◎大会名称:第24回関西小学生ゴルフ選手権大会第三予選

 

 

 

🔸1.さらに目が覚める

🔸2.「コールオン」は認められない

🔸3.小学生のゴルフ規則所持義務の是非

 

◎開催期間:2024(R06).02.03(土)

 

◎大会概要:[主催:スポーツニッポン新聞社

          関西高等学校・中学校ゴルフ連盟]

      [後援:関西ゴルフ連盟]

      [協賛:住友ゴム工業㈱、

          総合教育・生涯学習機関ECC]

 

◎ゴルフ場:ダンロップパースリーコース

  〒651-1341 神戸市北区八多町深谷字梁ヶ谷1025-1

  電話:078-987-0993

 

 

 

◎インターネット(放送):なし

 

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この大会は、2024(R06).02.25(日)にダンロップ

ゴルフコースで開催される

第24回関西小学生ゴルフ選手権大会決勝」へ出場

するための関西予選(3/3)です。

 

また、その決勝は、2024(R06).03.26(火)・27(水)に

栃木県烏山城カントリークラブで開催される

令和5年度(第17回)全国小学生ゴルフ春季大会」の

出場権を争うものです。

 

 

 

<本日の成績:フルリーダーズボード>

 

 1日目(02/03(土))

   男子 ・ 女子

 

関西決勝2/25(日)進出者>

 

 ・男子は上位14名

   1位(+1):徐千翔、佐伯嶺斗、井村玲雄

   4位(+2):澤雷蔵

   5位(+3):梯量太

   6位(+4):安部颯

   7位(+5):田原優、平野江太、吉岡大駕

   10位(+6):田部椿、桂海翔、田邉凜空

   13位(+8):津田光冴

   14位(+9):原田大雅

 

 

 

 ・女子は上位12名

   1位(-3):村上聖奈

   2位(±0):中嶋雪音

   3位(+1):鎌塚愛凜

   4位(+3):澤音羽

   5位(+4):塩田菫、藤原凜咲、椎山真帆

   8位(+6):橋本咲、清水陽菜

   10位(+7):佐々心幸、幸奏

   12位(+8):持田有里

 

 

 

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<今回のボラ(募集)>

 

 [ボラ募集窓口]

  ・㈱スポーツニッポン新聞社(大阪本社)

 

 [ボラ運営(主)]

  ・㈱スポーツニッポン新聞社(大阪本社)

 

 [アテスト会場(兼ボラ控室)]

  ・クラブハウス2階アテスト会場

   ボランティアはほぼここには居ません。

 

 [募集業務]

  ①帯同スコアラーのみ

 

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  単日:02月03日(土)【ボラ参加1日目】

  天候:晴のち曇

 

 

<本日の業務>

①第20組(碇桂一郎・高橋誠・井澤太惺)のスコアラー

 

  碇桂一郎(いかりけいいちろう)

   OUT34+IN30=64(0→+10 15位T)

   大阪府 堺市立浜寺昭和小学校3年生

 

  高橋誠(たかはしまこと)

   OUT31+IN33=64(0→+10 15位T)

   京都府 京都市立大宮小学校6年生

 

  井澤太惺(いざわたいせい)

   OUT34+IN35=69(0→+15 27位)

   大阪府 大阪市立晴明丘小学校5年生

 

 

 

   OUT=11:34〜13:14(所要1時間40分)

   IN =13:18〜14:32(所要1時間14分)

 

  ・現地到着=11:10

   現地撤収=14:50(3時間40分)

   ボラ本着=14:50

 

 

 

🔸1.さらに目が覚める

 

 ・ボラ参加の日は(苦手な)早起きです。

  準備もろもろのために、出発の1~1.5時間前に

  起きます。

  朝が寒い時期は特に起きるのが苦痛です。

  ちなみに今朝の気温は1週間前とあまり代わらず

  平年気温の底でしたが、寒気団の南下がない分

  マシだったかもしれません。

 

 

 

 ・準備をしながらやっとシャキッとするのが顔を

  洗うときです。

  冷たい水を使うと効果的。

 

 ・今回は車で1時間ほどの場所が会場です。

  ゴルフ場の駐車場に車を停めてクラブハウスに

  向かいます。

 

 

 

 ・クラブハウスは丘の上、上り坂がきついんです。

  重い荷物を持って登る坂、ここでも目が

  覚めます。

 

 

 

 ・上りきるとクラブハウスです。

 

 

 

 ・選手の小学生と親御さんが一緒にこの坂を

  上りますが、だいたいお父さんがキャディ

  バッグを持ってあげていますね。

  

 

 

🔸2.「コールオン」は認められない

 

 ・ここダンロップパースリーコースの6番ホール

  では、必ず何かが起こります。

  4選手がすんなりホールアウトできたことは

  ありません。

  スコアラーの自分としても少しだけ身構えて

  しまうホールです。

 

 ・6番ホールはグリーンとの間が大きな谷になって

  いて、そこには池があります。

  男子のティからは136ヤードで、18ホールの中で

  最も長いホールです。

 

 ・我が第20組は順調にプレーが進み、6番ホールに

  来ました。

  前の組までは4サム(4名)でラウンドしています

  から、3サム(3名)の我々はすぐに追いつくことが

  できます。

 

 ・ティショットを終えた前組のスコアラーさんが、

  「全員がグリーンオンしたら、ティショットして

  ください。前の組からそのようにしているらしい

  ので。」と言われました。

 

 

 

  今回の試合で「コールオン」が認められているかが

  わからないので確認してみます。と言って、

  前組を見送りました。

  このホールではかなり渋滞が続いているようで

  した。

 

 ・「コールオン」が許されている場合は、その旨

  ローカルルールに記載されますが、今回それは

  ありません。

  念のために確認することにしました。

  指定された連絡用電話でスポニチさんへ連絡、

  競技委員長に代わっていただき内容を確認

  すると、やはりコールオンは認めない試合である

  ことがわかりました。

 

 ・6番グリーンの前組から「ティショットどうぞ」の

  合図がありましたが、コールオンできない旨の

  合図を返して、グリーン上のプレーを続けて

  もらいました。

 

 ・普段のアマチュアのコンペなどでは、コールオン

  という名前は知らなくてもよくやっている行為

  です。

  「(後ろの組に)打たせる。」ってやつですね。

  パー3ホールでの渋滞を緩和させる目的が

  あります。

  今回の6番ホールもティからグリーンまで歩く

  距離が長いですから、コールオンのメリットは

  大きいと思いますね。

 

 

 

 ・それでもローカルルールで定められていません

  から、状況によってはペナルティ(失格)が

  課せられることもあります。

  ゴルフ規則5.7aには、「ラウンド中、プレーヤーは

  プレーを中断してはならない。」とあります。

 

 

 

  選手は試合中に勝手にプレーを始めたり中断する

  ことはできません。

  普段意識しませんが、「ラウンドの意味(規則5.1)」

  や「ラウンドを始めること、終えること(規則5.3)」

  についても定められていますから、「ラウンドを

  プレーすること(規則5)」を勝手に中断することに

  対しても厳格なルールがあることはうなずけ

  ますね。

 

 ・ちなみに「コールオン」に関しては、一般的にその

  時の状況を聴取した上で規則5.7aに該当するか

  どうかが判定されるとのことですから、即失格に

  なるわけではありません。

  今回は誰も失格になっていないようなので

  良かったですね。

 

 ・競技委員が現場対応できないジュニアの大会

  では、ゴルフ規則知識が我々スコアラーの具備

  すべき重要な要素であることを再認識しました。

  またこの6番ティでは、我が第20組の3名と後続

  第21組の4名に対して「コールオン」についての

  説明ができたことはよかったと思います。

 

 

 

 ・「コールオン」、「コールホール」や「乗せ打ち」とも

  呼ばれるようですね。

 

 ・昨年(2023(R05))、女子プロトーナメントで

  「コールオン」に関する経験をしました。

  第21回マスターズGCレディースの2日目(金)の

  ことでした。

  詳細は当日のブログ

  (🔸6.40分待ちはいかがなものか)をご覧

  ください。

 

 

 

🔸3.小学生の「ゴルフ規則」所持義務の是非

 ・ここで言う「所持」とは、ラウンド中にキャディ

  バッグ内に「ゴルフ規則」を携帯しておくという

  意味です。

 ・ジュニア大会で小学生ゴルファーのスコアラーを

  担当していて感じることがあります。

  「彼らは日頃どのくらいゴルフ規則と接している

  のか?」というものです。

  ゴルフを始めたばかりの小学生やせいぜい4・5年

  までの経験です。

  彼らの「ゴルフ規則」に対する関心度合いを左右

  するのは、やはり周囲のアクションではない

  でしょうか。

  ショットやパットの技術的なことだけに特化して

  しまえば、「ゴルフ規則」を覚えることが

  おろそかになりますし、あるべきゴルファー像を

  知ることもできないと思います。

 

 ・一方で「まだ小学生だから...」という意見もある

  かもしれません。

  かつて「ゴルフ規則」にさほど興味を持って

  いなかった自分が言うと説得力がないかも

  しれませんが、彼らの多くはプロを目指して

  いますし、競技試合を行っているわけですから、

  「ルールを知ることは必須」だと思います。

 

 ・では、「いつからゴルフ規則に触れるべきか」

  です。

  現在のジュニア大会では、中学生以上の試合で

  スタート前に「ゴルフ規則(最新版)の所持」の

  確認が行われます。

  小学生の試合では「ゴルフ規則の所持」は

  求められていません。

  プレーに立ち会う中で、「ゴルフ規則」どころでは

  なくラウンドに一生懸命という子供たちが多い

  のも事実ですから、「ゴルフ規則の所持」は現実的

  ではないかもしれません。

 

 ・しかし最近、個人的には小学生にも「ゴルフ規則の

  所持」を義務づけてはどうかと思うようになって

  きました。

  実効的な面よりも、「ゴルフ規則の存在」を早く

  から認識できること自体に意味があるのでは

  ないかと思うからです。

  日頃のプレー中、疑問に思ったことを

  「ゴルフ規則」で確かめてみる機会にしてほしい

  のです。

  ですが、「ゴルフ規則」のどこに書いているのかを

  探すのがとても大変なことも事実です。

  それでもそれを繰り返すことで少しずつ身近な

  ものになっていくのではないでしょうか。

  そして誰よりも早い時期に「ゴルフ規則」と友達に

  なれた子供は、ゴルフというスポーツにおける

  優位性を持つことができると思うのです。

  プロになっても「ゴルフ規則に詳しい」というのが

  アドバンテージになりますし、プレーに与える

  影響も大きいと思います。

  プロなら「ゴルフ規則」が自分の商売上のルール

  ですから、サラリーマンが業界や自社の規定・標準

  を熟知することと同じですよね。

 

 

 

 ・ネット上や雑誌で多くのルール解説が行われて

  いますが、「ゴルフ規則」のどこに書いてあるかが

  示されていない場合が多いです。

  こういった解説はとても有効だと思いますから

  十分に参考にしたいのですが、合わせて

  「ゴルフ規則」ではどのような表現や言い回しで

  書かれているかを知ることも有意義です。

 

 ・JGA発行「ゴルフ規則」のA6版が2023(R05)年から

  なくなりました。

  冊子として携帯できるのはA5版ですから少し

  かさばりますね。

  今後、試合における「ゴルフ規則所持確認」は

  「ゴルフ規則アプリ」で行われるようになるので

  しょうか。

  今や多くの小学生がスマホを持っているようです

  から。

 

 ・とは言いつつ、試合時に小学生の「ゴルフ規則所持

  確認」されることはないのでしょうね。

  実際に「ゴルフ規則所持確認」が行われている

  中学生以上でも、ラウンド中にそれを見て処置

  判断することがどれくらいあるでしょうか。

  そういった使い方ができるということは、かなり

  「ゴルフ規則」を使いこなしていると言えると

  思います。

  もし小学生の「ゴルフ規則所持確認」が今後とも

  行われなくても、自宅における「ゴルフ規則」の

  配備は不可欠だと思います。

  もし「ゴルフ規則(税込み1,650)」を購入するなら

  いっそ「ゴルフ規則のオフィシャルガイド

  (税込み5,500円)」にしたほうがいいと思います。

 

 

 

  2023(R05)年版ゴルフ規則に関しては、こちらの

  ブログを見てください。

  「ゴルフ規則」にはJGAのPDF版もありますが、

  サッと見たいときには個人的には冊子が使い

  やすいです。

   「2023ゴルフ規則PDF版

   「2023ゴルフ規則のオフィシャルガイドPDF版

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 

 

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<今回のボラシェルパ参加満足度>

  100点満点中、80点。

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

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