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01ボラ参加の動機(Enjoyゴルボラ!のトップ記事)

 

【Enjoyゴルボラ!】の目次

 

 

 

 

 

Ⅳ.ボランティア業務の種類

 

 

 1.ボランティア本部

 

  ・ボランティア本部で他のボランティアの

   お世話やスタッフの手伝いをする役目

   です。

   ボランティアの運営会社の違いや

   大会規模によっても具体的内容が

   少しずつ異なります。

 

  [A] ゴルフ知識の必要度

   {不要}

 

  [B] 主たる業務

 

   ①朝のボランティア受付

    ・この業務はボランティア運営

     会社のスタッフが行う場合が

     ありますが、ボランティアが

     そのお手伝いをする場合も

     あります。

    ・各業務の説明開始までに対象

     ボランティアが揃っているかを

     把握しておく必要がありますから、

     名簿などで参加の受付を行います。

    ・大会によってはボランティア

     参加者に「健康調査票兼誓約書」の

     提出を求めており、その提出と

     引換えに大会ウェアやキャップを

     支給する流れになっています。

 

 

    ・またコロナ渦など感染症流行時

     には体温検査が行われます。

     通常37.5℃以上または37.5℃超過で

     ボランティア参加できなく

     なりますから、ボランティア本部

     担当はその確認(非接触体温計

     による検温)を行う業務も発生

     します。

    ・受付が終わった人に対して、

     「ウェア類受取り」や「朝食受取り」

     などの流れを伝えます。

     ボランティア常連さんや当該大会に

     複数回参加している人たちは、

     ボランティア本部での流れに

     不慣れな人に対する配慮ができると

     いいと思います。

 

   ②支給品配布

    ・大会バッヂを配布します。

     大会バッヂが用意されていない

     大会もあります。

     また大会バッヂに各人の名前が

     載せられている場合とそうでない

     場合があります。

 

 

 

 

     名前が書かれている場合は、

     テーブルの上に50音順に大会

     バッヂが並べられており、

     各ボランティアに自分のものを

     探してもらうため配布の必要は

     ありません。

     事前の業務決定通知書にあらかじめ

     大会バッヂが同封されている場合は、

     参加当日朝の大会バッヂ配布の

     必要はありません。その際でも

     大会バッヂを入れる紐付き透明

     ケースの配布が必要な場合も

     あります。

 

 

    ・各ボランティアに大会ウェアと

     キャップを配布します。

 

 

     通常ウェアのサイズはボランティア

     申込みの時点で申告している

     サイズを配ることになっています。

     ウェアのメーカーによっては、

     サイズ感に大きい小さいを感じる

     こともありますが、申告サイズに

     合わせた枚数を用意していますから、

     申告と異なるサイズを配ることは

     避けたほうが無難です。

     また、申告通りの枚数が準備されて

     いないこともあり、朝から混乱する

     大会も過去にはありました。

     夏場のポロシャツの場合は着替えが

     必要です。

     女性には着替えのために

     ボランティア本部内ブースや

     クラブハウス内の部屋・トイレなどが

     用意されることがありますから、

     その案内をしてあげるといいですね。

 

 

    ・以上の配布物は、大会初日や

     参加者が増える土曜日がピークと

     なります。

     ボランティア本部担当が忙しい

     早朝の時間帯です。

    ・朝食や昼食を配布します。

     といってもコロナ渦以降は

     手渡しをすることは控えている

     のではないでしょうか。

     テーブルの上に朝食や飲物を

     並べて「どうぞ」。各人に持って

     いってもらうという状態です。

 

 

     朝食は弁当だったり、おにぎり

     2個だったり、菓子パンだったりと

     内容は大会により異なります。

     昼食は弁当形式が多いです。

     また飲物もお茶(500mlペット

     ボトルまたは250ml紙パック)や

     水などさまざまですが、昔のように

     無制限で配布することは

     なくなりました。

     朝食も飲物も数に制限が

     ありますから、指定数以上のものを

     持っていくことのないよう数量管理

     することも必要です。

     残念ながらいまだに決められた

     数より多くの朝食や飲物を持って

     行く心無い人がいます。

     さらに残念なことは、このような

     人物の素行を見たくないと

     ボランティアを辞めてしまった

     人がいることです。

     ボランティアを辞めるべきは、

     ルールを守れない人たちです。

     そして、新たに(ゴルフ)

     ボランティアを始める人たちには、

     この些細な、でもとても大切な

     ルールは是非守ってほしいと

     思います。

 

   ③弁当配り

    ・ゴルフコースのあちこちで定点

     業務を行っているボランティアに

     お昼の弁当を届ける業務です。

     ボランティア本部から近い

     ホールであったり、少し離れて

     いても複数人で業務をしている

     場合などは一人ずつボランティア

     本部に戻り昼食を摂ることが

     できます。

     また、1番や10番からの

     (時間的に)近いホールでは、

     最終組の通過時刻が早いため、

     全ての業務が終わってからの昼食

     ということで弁当配りの対象に

     なりません。

     それ以外の固定業務の人には、

     ボランティア本部からカートで

     弁当が配られます。

    ・昼弁当がボランティア本部に届く

     のは、だいたい10時~11時の間です。

     ボランティア本部担当は、

     スタッフから配布する箇所と人数を

     聞き取り、必要数の弁当と飲物を

     カートに積み込みます。

    ・選手がプレー中のコースの中を

     走りますから、スタッフがカートの

     運転をすることがほとんどです。

     アルバイトスタッフが運転する

     こともありますが、コースの

     裏道を熟知していることに驚かされる

     ことがあります。

     選手のプレー状況を見定めながら

     カートを走らせます。そのため

     プレーの邪魔にならないよう頻繁に

     停車します。

     コースの形状にもよりますが、

     弁当配りには時間がかかります。

     「12時過ぎたのに弁当が届かない!」

     とのクレームもたまに聞きますが、

     「弁配(べんくば)担当」もサボっている

     わけではありません。おおらかな

     気持ちで弁当到着を待って

     ほしいものです。

 

   ④各種応援業務

    ・ボランティアの急なキャンセルの

     対応としてボランティア本部の

     要員を確保している場合があります。

     またそういった意味合いでない

     状況でも、いざという時の応援で

     さまざまな業務を受け持つ場合が

     あります。

     スタッフからの要請があれば対応

     するようにしましょう。

     ご自身の経験のない業務で不安が

     ある場合は、断っていただくことも

     可能です。

 

   ⑤スタッフ業務補助

    ・ボランティア本部に専用の

     公衆回線電話が設置されている

     ことがあります。

     早朝から参加できないなどの

     キャンセル電話が入ることも

     (残念ですが天候などの条件に

     よっては)多いです。

     ボランティアへの業務説明など

     一段落するまでは、スタッフの

     朝はとても忙しいです。

     このようにスタッフ不在の時には、

     電話応対の手伝いも行います。

    ・忙しい朝、業務説明のための

     手伝いも行います。

     大人数のボランティアが参加する

     大会では、集合時間に集まらない

     人もいます。

     そのような人たちへの声かけや、

     例えばスコアラー抽選時のクジ引きの

     お手伝いなどです。

 

 

     使用後のクジ棒を番号順に10本ずつ

     束ねてケースにしまうなど(時間が

     かかる)些細なお手伝いもありますね。

    ・ランダムになっている「健康調査票兼

     誓約書」を名前の50音順に並べ直す

     のも地味ではありますが、いざという

     時の役に立つと思います。

 

 

      「健康調査票兼誓約書」には連絡先

     など個人情報が記載されています、

     情報の取扱いには注意しましょう。

    ・業務を終えて戻ってくる

     ボランティアが持っている

     「お静かにボード」や「貸し出しイス」

     「無線機」などの機材を受取り、

     消毒・整頓のうえ指定の

     ボックスにしまいます。

 

 

 

 

    ・主にクラブハウス周辺には

     なりますが、風の影響や

     ギャラリーさんによるもの、または

     選手のプレーの邪魔になるため

     杭を抜いたことによりたるんで

     しまったローピングやバリテ

     (バリケードテープ)修復を手伝う

     こともあります。

 

 

    ・最終日にはスタッフの撤収作業の

     ために杭結束用ロープの作成を

     手伝うこともあります。

 

 

     これは多くのアルバイトで構成

     される撤収部隊がないような比較的

     (運営規模が)小さな大会の場合です。

    ・その他その時々でもろもろの

     お手伝い業務があり得ます。

     本来運営スタッフが行うべき業務を

     行って、その結果ボランティアが

     ケガをしてしまう事態は

     避けなければいけません。

     あるべき役割分担と安全に留意して

     最大限のお手伝いをしたいものです。

 

   ⑥ボランティア本部内環境維持

    ・ボランティア本部の場所は、

     普段はカート庫として使用されて

     いる場所であることが多いです。

     その他大型テントや小規模大会では

     クラブハウス内の一室が使われる

     場合があります。

    ・このような「ボランティア本部」を

     より居心地良くするために、床や

     テーブルの清掃を行います。

     コロナ渦ではテーブルや人が触れる

     部分の消毒をこまめに行って

     いましたが、今後も継続するほうが

     よいのではないでしょうか。

    ・一方でボランティア本部担当以外の

     ボランティアもお客さんでは

     ありませんから、自ら環境を

     汚さないことやテーブルを拭くなど

     当然のこととして行いたいと

     思いますね。

     弁当を食べ散らかしたり、飲みかけの

     ペットボトルの放置、爪楊枝を床に

     落としたままにしたり、席を立つ際の

     イスを出しっぱなしだったりと、

     ボランティア全員が良い環境作りに

     できることはたくさんあります。

     そのことでボランティア本部担当の

     人たちの負担も減るはずです。

 

 

 

  [C] コツ・気をつけること・面白み

   ①たくさんのボランティアと接触

    できる業務です。

    そのため知り合いもたくさん増えて

    いくことでしょう。

   ②業務を終えてボランティアが

    帰ってきます。現場さまざまな

    経験をした人たちが、いろんな話を

    してくれます。良い話も悪い話も

    ありますが。

    そのような時には積極的に話を聞くと

    よいでしょう。

    もし今後の業務実施にむけての課題

    などあれば一緒にスタッフと情報共有

    するといいですね。

   ③担当業務によっては、ボランティアの

    個人情報に触れることになります。

    不要な閲覧は避け、情報管理は徹底

    して厳正に行いましょう。

   ④ボランティア本部担当の

    ボランティアは、朝一番から

    ボランティア本部で受付などの業務を

    始めなければいけません。

    しかし、特別な駐車券など配布

    されませんから他のボランティアと

    同じように送迎バスに乗ることに

    なります。

    送迎バスの運行本数が十分ではない

    場合もありますので一般の

    ボランティアはボランティア本部

    担当を優先してバスに乗せてあげて

    ください。

    ボランティア本部担当も始発バスに

    合わせてボランティア駐車場に

    到着しますが、それ以上に早く来る

    一般のボランティアが多いのも事実

    ですから。

 

   ⑤ゴミの分別

    一般廃棄物の分別は各自治体で

    定められています。

    日本各地で開催されるゴルフ

    トーナメントで発生するゴミも

    当該自治体の分別に従わなければ

    いけません。

 

    ボランティア本部で発生するゴミに

    ついても同様です。

    各ボランティアがわかりやすく分別

    できるようゴミ袋を設置しましょう。

    無神経な人も多くいて、ペット

    ボトル入れに燃えるゴミを入れたり

    します。

    こういったゴミを再分別するのも

    ボランティア本部担当の仕事に

    なりますから、より分かりやすい

    ゴミ袋の設置・配置が肝になりますね。

    また、食べ終わった弁当の入れ物は、

    配食業者が回収しますし、逆に当然の

    ことながらその他のゴミは回収して

    くれません。

    弁当ゴミとその他のゴミをごっちゃに

    しないようにしましょう。

 

  [D] 余裕があれば(必要に応じて)して

     ほしい業務

   ①すでにお話しした「スタッフ業務補助」

    については、ご自分のできる範囲で

    お手伝いできればよいのでは

    ないでしょうか。

 

  [E] しないほうがよい行動・するべきでは

     ない行動

   ①多くのボランティアと接する業務です。

    また、ウェアや弁当・飲物などの物資を

    管理・支給する立場でもあります。

    各ボランティアには平等に対応し、

    決してひいきなどと見られる行為は

    避けましょう。

 

 

 ・次回は「スコアラー業務の内容[前編]

  について記載します。

 

 

●これまで経験してきたゴルフボランティア活動で見て

 聴いて体験したことをなるべく初心者目線で記載して

 います。

 また、「こんなボランティアになれたらいいな。」という

 個人的に考える「あるべき姿」も少し記載したいと

 思います。

 記載内容に誤りがあったり、経験者の方からの

 ご意見なども伺いたいと思いますので、このブログの

 コメント欄または以下のアドレスまで連絡を

 いただけると幸いです。

   golfvolusherpasince20230210@gmail.com