10/21に、私が代表を務める「子育てコーチング協会」ですまいるママ塾が行われました。
「悩んでいるママをひとりにしない」を目的にして、毎回講師の先生をお呼びしています。
今回のテーマは、中川瑛先生をお呼びして「DV・モラハラ」です。
中川先生は、もともとモラハラ加害者。
といっても、当時は自覚がなかったそうです。
奥様との関係が悪くなったことで、「ひょっとしたらこれはモラハラ…?」と気が付かれたとのこと。
今はいっしょに買い物や旅行を楽しまれ、ずっとけんかもしていない状態!!
人は変われるし、関係性も修復できるのですね。
今は、加害者更生団体を運営されてる中川先生ですが、
・先生ご自身が加害をされていたときの体験
・加害のメカニズム
などなどをわかりやすく、赤裸々にお話しくださいました。
私は対談をさせていただいたのですが、主に加害の心理や、その後 どうやって変わっていけるのか、についてお聞きしました。
何年もサポートをされてきただけあって、どの答えも明確でわかりやすく、大変勉強になりました。
わたし、思うんですよね。
「モラハラ」という人はいない。
「DV」という人はいない。
そういう思考や行動のパターンを持つ人がいる、というだけ。
もちろん、「とはいえ、やっちゃダメでしょ」というのもわかります。
ですよね、私もそう思います。
でも、たぶん私は娘に対しては 加害者なのです。
恥ずかしながら、必要以上に叱ったり、ののしったりしたことがあります。
だから、誰しもが内包する心理が「モラハラ」なんだと思っています。
動画配信は、11月30日ぐらいから始めます。
しめきりは、11月26日です。
詳細・お申込みはこちら
・先生のおだやかさに癒されました
・暴力の多くが無自覚で日常的であること。
少しでも多くの人に知ってもらいたいなと思いました。
・相手とどんな関係でいたいか、自分がどんな気持ちで関わっていきたいか選べるのだとわかりました!
・寄りそうとはそもそも何なのか、考える力がさらに湧いてきました
・モラハラの仕組みを知りたくて参加しました。
加害者本人がどんな気持ちでいたのか、腑に落ちることがたくさんありました。
・「私もモラハラにあっているかも」と参加して思いました
・加害者の信念体系やその傷つきが暴力につながっているということが知れたのが大きかったです
・加害者の心理や変容プロセスがわかり、その過程で「こわさ」があるという話が印象に残りました
◆講演パート(00:00〜約50分)
はじめに:安心して聞ける時間にするために
「暴力」ってなんだろう?見えにくい暴力を考える
支配と服従の関係から抜け出すには?
ケアが欠けたとき、人はなぜ加害してしまうのか?
被害者の反応はいろいろ。まず何を大切にすればいい?
酒・脅し・説教の中で見えたこと
信頼を取り戻すには?小さな共有から始める関係修復
自助会とは?安心して話せる居場所のつくり方
別居や離婚危機を経て気づいたこととは?
怒りの下にあるものは?心の氷山を見つめてみる
「親だから」「子どもだから」を超える関わり方とは?
人が変わるきっかけって?環境とロールモデルの力
加害者の中にある痛みとは?責任を持つということ
知識・仲間・実践。回復を支える3つの柱
◆対談パート(約50:06〜1:12:13)
言葉にすることで、気持ちはどう変わる?
「上から目線」に気づくと、関係はどう変わる?
行動を変える練習。小さな一歩をどう積み重ねる?
「わかってほしい」と思う気持ちをどう扱えばいい?
自分を責める心に気づいたら、どうすればいい?
「幸せになっていい」と思えるようになるには?
「〜すべき」よりも、身体の声を聴くには?
,
◆質疑応答パート(1:12:18〜1:52:17)
・加害者に問題を気づいてもらうために、周囲ができることは?
・モラハラを始める「スイッチ」それを事前に自覚する方法は?
・自分自身の言動による「罪悪感」や怖さを受け止めるには?
・モラハラをしていた当時、奥様の言動で怖かったことは?
・加害者や関係者への伝え方で意識していることは?
・被害者が訴える「被害」があいまいな場合、どう対応したらよい?
・不完全な自分が、そのままの自分だと思えるようになった経緯は?
・社会で働く側の「価値観」と「加害性」の関係について
・社会から加害を減らすには?また「ケア」とは何をすること?
詳細・お申込みはこちらをご覧くださいませ。


