自己否定・無価値観を治し方 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは、和久田ミカです。

 

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さて。

 

こちらの記事について、ご質問をいただきました。

 

 

 

(前略)

「大切なのは『私はダメだ』という木を無理に全部抜こうとしないこと。

自己否定の木は誰の心にもあります。

大事なのは、少しずつ森を変えていくことです。」
 

とありましたが、私はせっかちですぐにでも自分を変えたいし、ゆっくり自分を変えていくなんて途方もない作業に感じてしまいます。


ミカさんに質問が2つあります。


1 なぜ、「私はダメだ」という木を抜いてはいけないのですか?

抜かないと自分を変えるのは難しいのでは?


2 少しずつじゃないとダメなのは、なんでですか?(後略)

 

Aさん、ありがとうございます。

 

そうですよね、ここ、ちょっとわかりづらいですよね。

 

 

まず、森は私たちが「生き抜いてきた道筋」そのまんまなんですよね。

たとえば、「私はダメだ」という木(価値観)が心にたくさんあるなら、それで自分を守ってきたと言えます。

 

自己否定が自分を守る??

と不思議に思うかもしれませんが、それは自分が生き抜いてきた「戦略」でもあるんですよね。

 

 


 

たとえば、小さいころに親からよく叱られていた人は、

「私はダメだ」

と思うことで、それ以上怒られないように自分を押さえてきたかもしれません。


「どうせ私なんて」

と引っ込むことで、対立を避けられた場面もあったでしょう。



そうやって、みんな自分なりに必死で生き抜いてきたわけです。
 

だから、いきなりそれらを伐採してしまったら、自分が自分じゃなくなるんですよね。

気に入らない木を全部抜いたら、森がなくなって荒廃した荒れ地になります。

 

 

自分を否定するような木(思い)があってもいいんです。

それは「現在の」自分自身なんだから、

「そうだよね、そう思っちゃうよね」

とやさしく受け止める。

 


 

そうやって、ひとつひとつの木に

「ありがとう」「おつかれさま」

と思えるようになると、少しずつ変わってくるんです。

苗木のままで伸びることができなかった「やさしい私」「力がある私」などに気づいて、それが伸びてきたり。


そして、

「私はダメだ」という思いは、子どものころは必要だったけど、大人になった自分にはもう必要ない

とわかって、すこしずつ減っていったりします。



いきなり森を変えようとしない方が、自分らしく変わっていけるんですよね。
 

誰かの価値観を自分に植え付けて、たくさん

「私はすごい!」「私は価値がある!」

っていう木を植えたところで、環境が整っていないから根付きません。



他人になろうとしている時点で自分を見失います。

 

でも、人って内面を見つめ直す作業は、自分ひとりではきついから、なかなかやらないですよね。

どんな森にどんな木が生えているのか、気づく機会がない。

だから、講座やセッションなどで時間を取って自分の話に耳を傾ける。



利害関係のない仲間と対話する。

他人は鏡ですから、そこでゆっくりと気づきが起きていくものなんです。

 

大事なのは、

「自己否定を急いでなくすこと」

ではなく、

「自分の存在をまるごと受け入れて、自分らしく変わっていくこと」

です。


Aさん、ご質問ありがとうございました。

 


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