超重要・カウンセラー・コーチ業が続かない人の共通点 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは、和久田ミカです。
 
今日は、カウンセラーやコーチの仕事が続かない人の特徴についてです。
 
援助職全般に言えることかもしれません。
 
看護師、医師、教師、介護士、ボランティアなど。
 
あちこちで見聞きした話をミックスして お伝えしますね。
 
 
Aさんは、カウンセラー。
 
がんばりすぎて 燃え尽き症候群になり、仕事をやめることにしました。
 
メンターからは、
 
「自分とクライアントの区別が ついていないからだ」
 
と言われ、腹を立てていました。
 
 
「いつもクライアントのことを考え、24時間対応し、いつも『もっと何かできたのでは…』と 模索しています」
 
がんばりを否定されたように感じたのですね。
 
 
メンターから、どんな助言をもらったのか聞いてみたところ、
 
●その場で精いっぱい仕事をし、必要以上に過去を振り返らない
 その代わり、勉強は常にしていく
 
●クライアントをかわいそうな人として扱わない
 
●クライアントの成果は クライアントが出すもの、という意識を持つ
 
「あなはの関わりは、クライアントの自主性を奪う」
 
と。
 
 
 
きついですが、メンターさんのおっしゃることは もっともなことばかり。
 
でも、不満そうなAさん。
 
 
どう感じたのかを お聞きしたところ、
 
「不親切な気がするし、責任を果たしていないように思う」
 
と お答えになりました。
 
にゃるほど。
 
 
クライアントの人生を あなたが背負ってしまってるのね。
 
クライアントは、本当は自分の足で歩けるんだけど、おんぶしている。
 
重みを感じれば、「役に立ってる」感はあるものね。
 
 
 
そして、Aさんは こうもおっしゃいました。
 
「こんなにがんばってるのに、途中で クライアントに 嫌われることも多いんです!
 
なんなんでしょう?!」
 
 
そりゃ、そうだよー。
 
 
見捨てられる不安を持っているクライアントは、
 
境界線がゆるい支援者に、過度に依存します。
 
 
自分が一番お気に入りのクライアントになりたい!
 
自分にたくさんエネルギーを使ってほしい!
 
やたらと相談事を持ちかけてきますが、解決したいとは思っていません。
 
問題が解決してしまったら 自分に関心を向けてもらえなくなるから、
 
「でも~…」「ムリ~」
 
と のらりくらり。
 
支援者は、がんばればがんばるほど、無力感。
 
 
さらに、クライアントの「見て見て光線」は強くなっていきますが、突然、
 
「ひどい!そんな人だと思わなかった!」
 
と一転して こき下ろす側に回ります。
 
勝手に理想化して、突き落とすんですね。
 
 
「押すなよ!絶対押すなよ!!」
 
と言ってないのに、ドーンダウンです、ええ。
 
 
信者のようになったしまったクライアントや受講生
 
あるある・・・
 
 
それは、Aさんがクライアントに、枠組みを提示しなかったから。
 
クライアントのせいでは ないのですよね。
 
 
枠組みというのは、
 
●私が支援できるのはここまでですよ、と線を引く
 
●私は〇〇のサポートはいたしません、と伝えておく
 
支援者として当たり前の線引きのこと。
 
*失敗はしても大丈夫です
 
 
 
だから、クライアントの見捨てられ不安が 引き出されてしまったのですね。
 
親にもらえなかったものを 支援者からもらおうとした、ということです。
 
 
ちなみに…
 
私のメンターは プライベートでクライアントと関わらず、一緒に食事をしたりもしません。
 
メールでの相談は一切受け付けませんし、セッションは 残酷なほどに 時間通りに終了します。
 
 
「次のセッションまで 自分の課題を抱える時間を持つことが、とても大事」
 
とおっしゃっていて、余計なお世話をしません。
 
それをドライだと思う人もいるかもだけど、私は 過度の期待をしなくて済みますし、安心だと感じます。
 
 
Aさん、ため息をつきました。
 
「カウンセラーって、そこまで 境界線を引かないとダメんですか?
わたし、さみしいんですけど」
 
 
そうですか、さみしいですかニコニコ
 
じゃあ、お申し込みがなかったら 自分の価値がないように感じてしまいます?
 
「はい、とっても!!」
 
だよね。
 
 
 
ここまで 読んでわかると思いますが、燃え尽きてしまう人は、
 
●自他の区別がついてないので、おせっかい(境界線がゆるい)
 
●枠組みをクライアントと共有していないので、どんどん踏み込まれる
 
●クライアントの力を信じてない。なんなら「私が救う」ぐらいに思ってる
 
特徴があります。
 
あなたはどうですか?
 
 
クライアントの自立に向けたセッションになってますか?
 
自分の中の孤独や無力感を、自分で 抱えられていますか?
 
 
カウンセリングやコーチングは、何を学ぶか、よりも、誰から学ぶかの方が大事なんですよね。
 
スキル(DO)以上に、あり方(BE)が大事と言われるのは、そいういうわけです。
 
 
さて、6月3日から、プロコーチ養成講座(基礎クラス)の募集を始めます。
 
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